RICOH GR

Run、村上春樹、RICOH GR。

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煙草をやめて24時間が経った。その話はまた別の機会にゆっくりするとして。煙草を常にやめようと思っているひとつの要因がRunだったりする。ずいぶん年をとってからのスタートだったけど、気がつくともう7年も走っている。スピードや質はまったく誇れない。レースにも一度も出たことがないのが自慢だったりする笑。でもこれだけ走り続けると、それなりに習慣化していて、二、三日、走らないことがあると体が悲鳴をあげるというか、歯磨きと同じで、それを(Run)をしないと眠れない、みたいなところがある。そんなこんなで7年続いていることはじぶんでもけっこう驚きだったりする。

と、この話だけだとRunの話で終わっちゃうのだけど、Runを続けられた要因が他にもあるとするなら、それはふたつ。一つはやっぱり写真なんだ。僕が撮っている写真の三分の一くらいはRunの時に撮っているといってもいいかもしれない。今はGRで。昔からはiPhoneでずっとRunの時に出会う写真を撮ってきました。Runの時は必ず音楽を聴いているから、なんというか景色がほんとうにドラマチックに見えたりするんですね、これが、恥ずかしいですが笑。Runの前後だけじゃなくてRunの途中でもいい光景に出会ったら躊躇なく立ち止まって撮影するんで、まあ当たり前だけど記録とか追求する走り方ではないですね。でもこれが僕流のRunが続けられている大事な要素だと思います。

あともう一つ、村上春樹さんが書いている本「走ることについて語るときに僕の語ること」に出会ったのも大きいですね、かなり。この本はランナーである村上春樹さんが唯一Runのことを丁寧に明かした一冊。村上春樹さんの本はどれも好きだけど、どの本がいちばん好きかと言われたら、僕は迷いなくこの一冊を選ぶ。そのくらい繰り返し読んでいる。ぜひ読んでほしいからここではあらすじは話さないでおきますが、ひとつだけ。村上春樹さん曰く「走り始めた年齢で、肉体年齢は止まる」という一節がある。つまり彼は三十代半ばくらいに走り始めたから、もちろん年はとりつつも、肉体年齢はその頃の感覚を維持できてると。この言葉は、読んだ翌日から僕のRunへの向き合い方を変えてくれました。老いてゆく体を維持するにはそれなりの努力もいる。とはいえ、Runはきついけど、相当楽しいんですけどね。なにより、一人で孤独に走ってるんじゃなくて、カメラと音楽と共に走ってるから。

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