
きょうは、やっぱりフィルムコンパクトKonica C35を持っていって正解だった。仕事仲間と立ち寄った先の所々でシャッターを切ってたんで、こういう時は連れの人間も待たせずにサクサク撮れるオート撮影可能なカメラがいい。
Konica C35はピント以外はオートで撮れるし、ピントも無限遠にセットしていれば大抵ポンポンと考えずにシャッターが切れる。いちいち絞りやシャッタースピードを確認するのにしばらく立ち止まる必要もないから、やはりこういうシチュエーションではオート撮影できるカメラは正義なのだ。
ひとりでじっくり時間をかけて撮れる時は機械式カメラが趣があるんだけど、こういう時は素直にオート機能に頼るのが、一緒にいる人たちとのコミュニケーション上も快適なんだよね。
そういえば、きょうはなにげにKonica C35を取り出して撮ろうとしたら、「フィルムカメラ?ライカ?」と言われたんで、カメラに詳しくない人からするとフィルムカメラ=ライカというイメージがあるんだなと、あらためて世間一般でのライカの認知の高さを再確認したな。
ライカはもちろん素晴らしいカメラなんだけど、この頃の日本製カメラの、しかも大衆カメラでもいかに素晴らしい出来だったかを一応アピールしておきました笑。
きょうは50枚ほどシャッター切ったかな。もしデジカメを持ち出してたらもっとシャッター切ってると思うけど、フィルムだと例えオートでも50枚も撮ればかなりお腹いっぱいになるんで、やっぱりフィルムはまなざしが知らず知らずのうちに濃密になるなと思った。
ちなみにこの写真はiPhoneのポートレートモードで撮ったものを、Dazzカメラで変換したもの。もちろんフィルムカメラで実際に撮った写真には敵わないけど、こうして見るとiPhoneカメラとアプリの実力にもなかなか唸るものがある。
もちろん単体カメラ推しではあるんだけど、iPhoneとDazzカメラでサクサク撮るというのも全然アリだなと思う。そこはもう、その時々のシチュエーション次第で。フィルムもよし、デジカメもよし、iPhoneでもよし。とにかく手軽に撮れるバリエーション豊かな時代を、人それぞれ思い思いに謳歌すればいいんじゃないかな。一枚でも多くの記憶を撮るためにね。
