フィルムカメラ

PENTAXのフィルムカメラプロジェクト、夏頃の発売をめざして元気に進行中の知らせ。

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PENTAX公式HPより

まさに昨日から「ところでペンタックスのフィルムカメラプロジェクトはいま、どんな状況だろう?」と考えていたら、きょう3月1日にうれしい続報が入ってきた。

それも、かなり具体的に。いろんな課題を一つひとつクリアして、カメラの構造と発売時期が見えてきたとのこと。予定(目標かな)とはいえ、これだけアウトラインがはっきりしてきた報告ってことは、ペンタックス社内ではかなり明確なスケジュールで進行しているのだろう。

まずはまっさらな気持ちで、本日アップされた以下の動画をご覧ください。

どうでした?。いやあ、かなりかなり具体的です。フィルムコンパクトで、スマホ時代とフィルムのコスパを考えたペンタックス初のハーフサイズフォーマットの採用。電子シャッターで誰でも臨機応変に撮れる一方で、巻き上げレバーに巻き戻しクランク、そしてゾーンフォーカスによる「じぶんが操って撮っている感」づくり。

いやあ、がんばった!ペンタックス。そういえばリコーブランドでいえば名機オートハーフが参考になるし、レンズはESPIO Miniの技術・実績をベースに進めているとのことで、スマホ時代の若者向けフィルムカメラというだけあって、いろんな文化が融合して形作られようとしている。

動画の最後に他社メーカーにもアナログカメラの文化継承への合流を呼びかけているのも泣ける。そりゃ、ペンタックス一社で作れる未来じゃないから、いろんな人たちの思考や握手によってこの道の行き先は変わる。いろんなブレーン隊が生まれることを祈ってる、うん。

新フィルムカメラの参考になった往年のオートハーフとESPIO Mini(YouTube動画より)

そりゃ各社、ビジネスで取り組んでいるカメラ事業やフィルム事業だから、文化の継承の大切さは理解しつつも、なかなかフィルムカメラとフィルム写真の提供に本腰を入れることは容易じゃないと思う。でも、「フィルムでも撮れる」という選択肢があることは、間違いなく人々の心と表現の世界を豊かにする。

ペンタックスをはじめ、関係する方々にはぜひとも頑張ってほしいものである。この夏が、カメラ史においても画期的な夏になるように。かげながらブログ「記憶カメラ」もその活動を応援していますぜ。

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