RICOH GR

続・ひとはなぜ、昔使っていたカメラを買い戻すのか。

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RICOH GR Limited Edition

以前にも同じようなことを書いたことがあるんで、タイトルはいちおう「続」とした。これは僕だけじゃないとは思うけど、ちなみに僕は過去に一度手放したカメラを、おそらくだけど10台くらいは再び買い戻してると思う。まあ、学習していないわけではなくて、今は手放すというより買い戻しているモードだ。

やはり、カメラを始めた頃に使っていたモノが多いかな。Nikon FE、F2アイレベル、Rolleiflex Standard、Nikon D750、RICOH GRなど…、挙げていくとなかなかキリが無くて、じぶんでも笑ってしまう。

なんていうのかな、やはり頭と体がその夢中で撮っていた頃の感触を覚えていて、懐かしさのせいもあると思うけど、その頃の無垢な感覚に戻りたいという願望がどこかにあるからかもしれない。そして、再び手元に帰ってきたカメラで撮ると、やはり言いようのない感激にやさしく包まれる。カメラは記憶装置なんだなとあらためて感じるのである。

機械式のフィルムカメラは修理さえすれば買い戻してからも長く使えるわけだけど、オールドデジカメの場合はそうはいかない。販売終了したカメラたちは壊れたら基板の欠損ほか、ほぼ直せないわけだけど、それでも買い戻したいと思うのは、そこに何かが宿ってるんだよね、やはり。

数日前に初代GRを買い戻したことで、これでもう買い戻したいというカメラは無くなったとは思うけど、そんなこんなでまたカメラの所有台数がかなり増えてしまっている。カメラがそんなにたくさんあっても体はひとつだから、使いきれないカメラはどこかのタイミングでお店のショーケースに戻さないととも思うんだけど、買い戻しの一連の流れを経験してきたんで、手放す時は慎重にならざるを得ない笑。

みんなは、買い戻し現象はどうなんだろうね。手放す時って、なにか思い切った断捨離の時か、新型のカメラが出て旧型のカメラを下取りに出したりする時だろうから、手放すその時はそこまで深くは考えずに手放しちゃうと思うんだけど、後からね、ジワジワと甦るんだよね、腐れ縁とも言える運命のカメラたちっていうのはね。

あなたには存在しないだろうか、忘れられない初恋の人のようなカメラ笑。

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