RICOH GR シリーズ レビュー

ランニングや散歩に、ポケットサイズのスナップカメラ〈RICOH GR〉と出かけよう。

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RICOH GR APS-C初代

実は最近、数年ぶりに日課だったランニングを再開している。正確にいうと、たまに走ってはいたのだけど、どちらかというと週の大半はウォーキングが主になっていて、まあそれはそれで悪くないとは思っていた。

ランが途絶え始めたのは、コロナの頃かな。家に閉じこもってるがゆえにランニングを始める人も多かったけど、僕はランやスイミングもそのあたりでなんとなく疎遠になっていった。

でも、それまで10年間くらい走ってたから、当時は習慣になり過ぎて気づかなかったけど、やっぱりランって人間には必要な動きというか、負荷なんだよね。それは体の健康のこともあるけど、脳や気分の健康という意味でも大きかったなあと。

RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR

そんなことをふと思い出し、最近また夜な夜な走り始めているというわけだ。とはいえ、数年ぶりにランといってもそう昔のようには走れないから、いまはランというよりスロージョギングかな。ちなみに脂肪燃焼には、スロージョギングのほうがいいと言われる。

あ、カメラの話を忘れてた笑。で、いまでこそiPhoneカメラでランニングコースを撮ることも増えたけど、以前はランのお供といえばもっぱらRICOH GRだった。それもAPS-C初代のもの。一度はGRIIIに買い替えたのだけど、「走るために、初代GR」を買い戻したものだ。

RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR

これ、GRをポケットに入れてランしてる人は分かると思うけど、GRIIIから手ぶれ補正が載ったので、ランニングしてるとボディの中で手ぶれ補正機構がカタカタと割と揺れて気になるんだよね。で、僕は初代GRに戻した経緯がある。GRIIIより若干サイズは大きいけど、ランにはGRが僕の定番だ。

街中のスナップなんかは最近はファインダーのあるコンパクト機がメインになっていたから、ちょっとGRの出番も減っていたし、ここらでランのお供として復活させるのもいいかなと。それこそ、GRと走っていた頃を考えると、いろんな光景が思い出される。

RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR

東京勤務だった頃も毎日走ってたから、それこそGRをポケットに入れて、夜な夜なとか、早朝とか、日比谷通りや皇居、丸の内あたりを走っては、ところどころで足を止めてビル群やイルミネーション、人の流れなんかをスナップしていた。人とカメラに歴史ありだよね。

RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR

GRなら、もはやスマホカメラで撮るのとそう変わらないんじゃないか?と言われそうだけど、背面モニターを見て撮るというスタイルにおいてはたしかにスマホカメラでの撮影と似てはいるけど、不思議とGRで撮ると「写真機で撮っている感」が強い。まあ当然、撮れる写真の精密さもやはり違う。画像じゃなくて写真を撮っているという気分がノルのが、GRだ。

ちょっとランニングの話ばかりになったけど、散歩を趣味にしてる人なら、どうせ歩きながら景色を楽しむなら、GRをポケットに入れて歩くと楽しみもまた増える。目を凝らすと辺りは四季の変化とかいろいろ興味深いからね。GRならポケットに入れてることを忘れるほどの軽さだから、荷物になることもない。

RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR

それでいて、撮影している時はもちろん、帰宅してから写真を細かくチェックして見ていると、なかなかクリエイティブマインドが刺激される。そしてまた、次はどんなふうに撮ろうかとか好奇心も増幅してゆく。素晴らしい。

Runtripのアカウントも始めてみた。

ひとつ懸念点があるとするなら、いまはGRもなかなかのお値段なんだよね。現行機のGRIII系はもちろん、GR初代やGR2の中古でもけっこう高値になっている。あと、新品は品薄でとにかく入手もむずかしくなっている。まあでも、運良く在庫を見かけたら、狙い目だと思う。APS-CになってからのGRは特に、どの世代でも不満なく使える高品質だから。

というわけで、僕もランと共にGRも徐々に復活である。




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