フィルムカメラ

2019年は週明けにこんなにフィルム現像出してたんだね。

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2019年に僕がツイートした現像出しの写真

しかし、よくこんなにも一週間で現像出してなあ。いまからすると夢のようなひと時だったかもしれない。この本数を現在の価格(フィルム代+現像代+データ化代)に換算すると…いや、怖くて換算できない。

とはいえ、これ、何も10年とか20年前の話ではなくて、ほんの四年前の出来事なんだよね。

そう考えると、フィルム価格の高騰はたぶんここ3年間くらいの間に一気に加速したのかな。自然と僕のフィルムで撮る頻度も減っていき、いまははっきりとデジカメがメインの写真生活になってるから。

いちばんインパクトが大きかったのはFUJIFILM 業務用100の販売終了かな。その後、Kodak Gold200とかColorPlus200で凌いでいたけど、ついにそのKodak群も今のような一本1500円近い価格になり、2023年の1/16にKodakのさらなる値上げが予告されている。

Kodak Ektar100なんかは一本3500円ほどになるのかな。トライ-Xが3000円近くになると知ると、物理的にお金が出せるかどうかというより、精神的かつ印象的にちょっと萎えてしまうというのが僕の率直な感想。どうしても「ここぞという時」のモノになる。

でも、フィルムで撮ることを完全にやめることはないけどね。自室にまだ50〜60本のフィルム在庫があるし、フィルムカメラも多数ある。去年以上に財布と睨めっこしながらの使用にはなるけど、無理せず僅かずつ撮っていこうかなと。フィルムじゃないと撮れない写真というのはやっぱりあるから。

でも、こうなると国内唯一のフィルムメーカーである富士フイルムを最後は応援したいというか、実際FUJIFILMのフィルム価格は意外と踏ん張ってくれてるとも感じる。決して儲かる事業じゃないから、無理は言わない。提供可能な範囲でどうぞよろしくというのが僕の素直な気持ちだ。富士フイルムがいちばん僕らの気持ちをわかってくれてると思ってるから。

僕が富士フイルムのデジカメを愛用しているのも、どこかそんな気分の現れでもある。フィルム写真を愛する人間たちゆえの未来への努力みたいなね。写真という文化をどう継承していくのかということは、メーカーだけに託すことじゃなくて、僕ら使い手との共同作業でなし得るものだからね。

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