Leica M-P typ240

世の中が素通りするようなものにファインダーを向けたい、みたいなのはある。

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Leica M-P, Summilux 50/1.4 2nd

Tweetするのもいいんだけど、やっぱりブログに記すほうが心落ち着く。文字数をコンパクトに詰め込み過ぎず、ある程度のらりくらり書けるのがいいんだろうな。あと、ひと階層奥の見えない場所でひっそり書いてるというのもいいのかな。

僕は写真もそういうところがあって、たぶん多くの人が見向きもせずに素通りするだろうなみたいな光景に心惹かれるところがある。パワーはないけどエネルギーは感じるみたいな光景。そういうものが好きだ。考えてみると、小さい頃から目立ちたいと思う反面、目立ちたくない、もしくはさりげなく良いみたいなことが心のどこかにあった気がする。とても矛盾するところもあるんだけど、スナップ写真とかブログとかはそういう微妙な塩梅をうまく内包した表現手段なのかもしれない。

とはいえ、それは撮り手の僕が心地よい世界であって、写真を見る人が心地よいものとは違うなという思いもあって、ブログにカメラや写真のことを記す以上、見る人の役に立てるような写真や文書をこしらえる努力をもっとしないとな、という思いも。写真が得意なわけでもなく、かといって緻密な洞察力で詳細を説いた文書が書けるわけでもない。ちょっと困ったなという感じなんだけど、ひとまず撮り続ける、書き続けることしか突破口を感じることができなくて、日々こうしてスナップを撮り、ブログを書いている。撮りながら、書きながら、模索中という感じかな。その思案は楽しくもあるんだけどね。