フィルムカメラ

まずはとことん単焦点。

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AF使いもできるカメラが増えたんでちょっとズームレンズも気にしてアレコレみてるんだけど、なんだかズーム検討自体が目的になってしまってるような気がして、二つほど候補にあげていたズームレンズ購入を見送った。それよりも今は、手持ちの単焦点レンズをとことん試す時期かなって。

MF、AF、いつのまにか数本のレンズが揃ったんだけど、まだまだひとつひとつをじっくり使い込んだとは言い難い。絞り開放付近でもっと撮りまくって、そのカメラならではの癖というか無二のおもしろさを引き出すのが先決かなって。そういえば赤城さんも“ズームレンズは捨てなさい”と言ってたし笑。

まあそれは言い過ぎにしても、単焦点レンズは実際おもしろくて、シンプルなだけに撮ることにも集中できる印象がある。もちろん、明るい単焦点レンズならではのボケや収差の楽しさもあるしね。単焦点レンズの写りこそ、スマホカメラなんかでは撮れない世界の、いかにもカメラらしい楽しみ方の筆頭だと思う。焦点距離を変えて10枚撮るなら、単焦点で10枚撮るほうが濃密な気がするしね。

なんでもそうだけど、縛りとか制約があるほうが、出てくるアイデアは濃く太くなったりする。カメラやレンズもそうかなと思っていて、とにかく万能というモノよりも、限られた条件の中で突破していく感覚がおもしろい。ズームは43-86とDX用の18-200があるから、気分転換するのには十分な気がするし、当面は単焦点にハマってみようと思う。いや、このおもしろさはずっとかもしれないけどね。

 

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