Leica M3

雨の週末、散歩カメラは無理なので、じぶんのブログの中を散歩する。

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Leica M3, Carl Zeiss Planar 50/2

雨の週末、散歩カメラは無理なので、じぶんのブログの中を散歩する。

6月最後の日の日曜日、昨日から降り続く強い雨で、愛犬の散歩は行くものの、カメラを持ち出してゆっくり散歩するのはさすがに気がひける。

とはいえせっかくの週末、カメラにずっぽりハマった時間を過ごしたい時に僕がするのは、じぶんのブログの中をぐるぐると散歩すること。

この写真は、僕にとって初めてのライカだったM3を購入した時にお店で撮ったもの。レンズはZMプラナーがついている。懐かしいな。今でこそM3には初代固定ズミクロンがついていることが多いけど、僕をライカにハマらせてくれたのは、紛れもなくこのZMプラナーだ。

その後、僕はお約束通り?バルナックライカを手に入れ、M型デジタルへと駆け抜けていくわけだけど笑、ZMプラナーはM型デジタルを使い始めた頃まで大活躍してくれた。いまは手放したけど、ライカのレンズがどれも高価な中、このレンズの手頃な存在感は貴重だと思う。ほんと、ありがとうと言いたいレベル。

じぶんのブログの中を散歩していると、そういうじぶんのカメラとの向き合いの奇跡が昨日のことのように蘇る。それも鮮明に。その時、どんな気持ちでそのカメラを手にしたのか。その時、そのレンズの何を迷いながら選んだのか。そこに、必ず今とこれからの僕のヒントがある。

たまに僕のブログを読んでくれるひとは分かると思うけど、僕は写真やカメラの知識が凄くあるわけじゃない。ほんと感覚だけで撮っている永遠のビギナーみたいな写真愛好家だ。いや、カメラ愛好家かな笑。だから、カメラの詳しいスペック比較や説明はほぼない。

まあ日記的なわけだけど、だからこそこうして過去ブログをぐるぐると追いかけると、その時々のじぶんのマインドが追いかけられて、それはこんなブログでもやっぱり書き続けてきてよかったなと思う。質より量、僕のブログは明らかにじぶんのためのブログだ。

でも、ごくごくたまに「共感した」とか「思っていたことを言葉にしてくれた」といったような感想をもらえることがあって、書いていて良かったなと思うことがある。じぶんのために書いているものが、誰かのためになることもある。そんな気づきもこのブログが教えてくれた。

いまは手元にないカメラやレンズの記事もたくさんある。それでも、過去のどのカメラやレンズも、今の僕にたどり着くためにはすべて必要だった機材だから、その奇跡を振り返るのもまた初心にかえるようで心地いい。

数年前のある夏、ふと思い立って書き始めたブログだけど、今となっては僕の貴重な財産だ。今読むと恥ずかしいような記事もあるんだけど、あまりリライトはせず、その時の気持ちのまま残しているものがほとんどだ。

その書き方も、目次や小見出し、表や箇条書きなんかも用いてなくて読み手には優しくないブログかもしれないけど、それゆえというか、1000記事を超える中を迷いながら徘徊するような感覚もじぶんにとっては悪くない。

ひょんなことからこのブログ「記憶カメラ」にたどり着いてくれた人は、ぜひこの分かりづらい笑ブログの中を暇つぶしに少し散歩してみて、よかったらコメントなど残していってほしい。そのコメントを見て、また次の誰かのためになる記事が残せたらちょっとうれしいなと思う、ある朝である。

そういえば、このブログ用に始めたTwitter のアカウントのTLに、ジェットダイスケさんがとても貴重な記事を載せてくれていた。僕の日記だけだとアレだから、ここに載せておこう。フィルムライカなカメラ好きのひとにはおすすめの良記事です。

と、そんなことをうだうだと書いていたら雨があがってきかも。カメラ持ち出せそうかな、愛犬と散歩へ行こう。やっぱりブログを書いていると良いことあるな笑。

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