僕がTwitterが好きなのは、夜もどんどん写真がアップされ続けてるところ。路地裏のモノクロのスナップ、繁華街の音が聞こえそうな一角、その硬質な写真がなんともいえずいい。昼間の写真より没入できる世界が夜のスナップにはある。
夜の写真は僕なんかが撮ると甘くて適度にボケてしまうのだけど、それもなんというか味でまたよかったりする。僕がGRで撮る時はプログラムモードなんで、絞りもシャッタースピードもGRまかせ。そのほうがシャッターを押す単純作業に集中できる。ほぼ構えないから、辺りにいる人にとっても気にならないレベルかなと思いながら、そうしていつも撮っている。
カメラを持ち始めた頃に比べると、街中でカメラを取り出すことにもずいぶん慣れたけど、それでも仕事終わりのスーツ姿だったりすると多少カメラを構える姿は気恥ずかしい。GRの控えめなフォルムはそんな目立たない感じも好都合だ。普通に構えて人差し指でシャッターを押すこともあるけど、大抵はGRを親指と人差し指で横から支えて、親指でシャッターを押す。そのほうがヒュンヒュン撮れて、スナップの呼吸にも合う。GRは暗い場所はあまり得意じゃなかったりもするけど、持っていれば確実にiPhoneカメラとは違う写真になるし、僕の行動も少し変わる。GRとは人を少し夜行性にするカメラかもしれない。
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