Olympus PEN-F

でっきるかぎり移動しない、というがんばり方。

Olympus PEN-F, Color-Skopar 35/2.5 C-type

いま世界は過去に体験したことのない試練に晒されて、僕らは自由に身動きがとれず、自宅を中心とした人の少ない空間で過ごすことを強いられている。

たしかに不自由ではある。けれど、これ以上悲しいニュースは聞きたくないし、大事な人たちを失いたくないから、いまはほんと、みんなが気持ちを一つにしてがんばりあいたい、そんな気持ちだ。

世界で起こる多くのことには、僕ら普通の人間たちはまず関与できることは少ない。けれど、この目の前の惨事については、僕ら一人ひとりにもできることがある。そう、とにかく移動を最小限にすること。人の多い場所へ出て行かないこと。これは、誰もが意識したり、行動に起こしたりできること。

幸い僕は街中からは少し離れた場所で暮らしてるから、人のいない場所を散歩したりRunしたり、適度に息抜きができる。街中のスナップは封印してるんでもう随分と撮っていないけど、自然の写真は毎日わずかにシャッターを切れている。例え行動範囲が狭まっても、ファインダーの中には一服の清涼剤のような安らぎがある。

街中に住んでる人ならそうもいかないだろうけど、そんな人たちも家の中でブツ撮りしたり、飼い猫ちゃんを撮ったり、部屋の片隅や家族の日常を撮ったりと工夫して過ごしている様子が伝わってもくる。あ、カメラがあれば日々は少しだけ豊かになるんだな、ということをあらためて感じたりしている。

そうそう、僕はこの機会にカメラ関連の動画を観ようと考えて良いコンテンツを探したりしてるんだけど、あるんだよね、探してみるといろいろとね。例えばこのオリンパスのドキュメント映像なんかは、自室で静かに視聴するととても心が穏やかになる。

あとね、家の中で過ごすのに電子書籍はほんとにありがたくて、Kindleの読み放題プランを使えば、実に多くのカメラ関連本がその場でダウンロードして読むことができる。本屋ではなかなか見つからない過去のフィルム関連本もあるし、最新のカメラ雑誌なんかもある。やがて、自由に撮影へと外出できるその日まで、しっかりインプットしておくことを楽しみに変えてもいい。

昨日かな、あまりにやることがなくて暇だから人の多い空間へ遊びに来た、という街の声を目にしたけど、いや、やることは絶対たくさんあるから。人生が300年あったとしても足りないくらい、やりたいこと、やっておいたほうがいいことは他にたくさんあるから。

人生は子供の頃に想像したより圧倒的に短い。だから命をたいせつにしたいし、命を守ったり、日常に潤いを与える身近なことにもっと時間を濃く使いたい。いま、本当にそのことをあらためて感じるんだよね。カメラという道具は、そんな思いにかなり応えてくれる。「おうち時間とカメラ」というものを僕なりに再定義してみたいといま考えている。

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