というツイートをなにげなく昨夜Twitterでつぶやいたところ、思いのほかたくさんの人たちからさまざまな状況報告をいただいたので、ここでまとめてご報告したいと思う。
この場を借りて、みなさん、本当にありがとう。
写真部に入ると、フィルム撮り放題で現像し放題なのだろうか。
— 記憶カメラ (@KiokuCamera) April 10, 2022
まず、このツイートに直接リプライしてくださったみなさんの声から。僕の感想は加えず、原文のまま載せさせていただくので、各方面、各時代のリアルな声として、いろいろ想像を巡らせてもらえればと思う。(順不同です)
うちの写真部は薬品系は部費からだしてくれますがフィルム基本的に自腹ですね。
暗室設備は整ってますし、フィルムローダーなどもあるのでまぁまぁ恵まれてる方だと思います。
— モジュール☽C35 (@mozyuru801) April 10, 2022
部室にある100ftフィルムを暗室で詰め、フィルムの現像から印画紙への焼き付けまで部費の範囲だった気がします。
それほど大量に撮影してなかったのもあるかもしれません。— とら (@bistro_nicole) April 10, 2022
暗室もございますよ。うふふ。
— Amuser (@BHNA34065) April 10, 2022
写真部ですが、ほとんどの人がデジタルで僕の学校には暗室すらありません。
そもそもフィルムで撮る人が僕ともう1人くらいしか居ません…— のがみ (@FORPRO_F) April 10, 2022
印画紙は無駄にしないよう、
「特別な理由がない限り3枚程度」
と決められ、自己負担で印画紙を買ってくれば暗室作業はしこたまできましたw(薬液の都合が合えば)—  ̄[WILBERT]_ (@Wilbert_Photo) April 10, 2022
物資の不足で作品展用の写真に困ると補正予算(先生のポケットマネー)でした
敢えて何十年前の話とは言いませんが
— まー (@WKT500) April 10, 2022
30年以上前になりますが、写真部でのフィルム支給は100フィート缶でまかなってました
パトローネは当時のヨドバシで無料配布してましたね
現像は印画紙も含めて部の費用でやっていたので、自腹切った記憶は現像タンクを買ったくらいかな?その現像タンクも未だに未使用w— 拳痔軍曹 (@kenji_gunso) April 10, 2022
フィルム取り放題・現像し放題ではないけれど、NEOPANの100ftをちょん切って使っていました。現像はメトールとかハイドロキノンとかを買ってきてバケツでD-76処方とD-72処方を作っていました(上皿天秤と乳鉢は化学部・地学部から借りパク..)。アクティブ部員が少ない事もあってほぼ使い放題でした。
— chaff (@chaff1985) April 10, 2022
ある程度、デジカメへ移行してるようなイメージがあったんだけど、いちばん驚いたのは学校によって多種多様な状況の「幅の広さ」かもしれない笑。
でも、考えてみると、フィルムに理解のある先生がいれば当然、暗室なんかまでなんとかしようとしれくれるだろうし、そもそもフィルムをやってる部員が少なければ、やっぱりどうしても時代の流れとして、暗室解体みたいにはなるんだろうね。
使い放題的にいえば、フィルムは長巻きを使いつつも割と自腹的なのかな。一方、暗室があるところでは現像なんかはやり放題みたいなようにも見える。うん、雰囲気なんとなく伝わってきました。
あと、リツイートしてくれた人たちもいたので、そちらもご紹介を。(勝手に載せてすみません。社会の叡智になるということでご了承を!)
大学の写真学科は薬品や暗室設備は使い放題でしたけど、フィルムと印画紙は自腹。当時はそのためにバイトしてたようなもんでした。もう20年弱前の話ですが。 https://t.co/FlTcG5UUXw
— Kuniyoshi Koganei (小金井邦祥) (@kk_buenavista) April 10, 2022
80年代半ばの高校の部活動では、現像はし放題に近い感覚がありましたねぇ
フイルムはだいたい自腹で、そこまで数買えなかったので、そんななのかも…
理科室に暗室があったので、生物部であった自分は使い放題でしたわ!
写真部は、クラブボックスに自作した暗室で頑張ってたみたいだけどww https://t.co/d0WlobHMiT— はしもと (@berlina4wd) April 10, 2022
フィルム全盛期だと部費でフィルムやモノクロ用薬液、印画紙を賄っていたが、原材料費高騰で賄えない状況になったこと、カメラのデジタル化によってフィルム現像処理やプリント焼き付けを教えることができる教員が減ったことが大きく、結果的にウエットプロセスが維持できなくなった。 https://t.co/DrnIc5C1sF
— RB9_ZZT231 (@RB9_ZZT231) April 10, 2022
写真部じゃなかったけど
授業にこじつければ
現像し放題 焼き付けし放題
フィルムは自前だった写真部は
どうだったんだろう
(遥か昔 https://t.co/HR2wpeODJ9— 華♥FORZA-Xの人 (@HANA2010HANA) April 10, 2022
ここでは、割と当時の話をしてくれている人が多いですね。いわゆるフィルム時代の写真部は、それこそフィルム撮り放題で現像し放題だったような状況が想像できます。んー、いまからすると夢のような時代ですな。
でも、学生のクラブ活動ってやっぱり教育の観点で活動してるわけだから、「学ぶ」という点でいえば、やはりたくさん撮ってたくさん現像することこそが命だと考えると、基本は「撮り放題、現像し放題」をどこも目指していたのかもしれないですね。
そう考えると、いまはたしかにフィルム代そのものがかなり高価になってるから、なかなか部費(部の活動費か)だけですべてをまかなうのは至難の業かもしれませぬ。(どこかにフィルム足長おじさんがいないかなあ)
ところで、みんなカメラはどうしていたんだろう。よく昔は「機械式のNikon FM系」が露出を学ぶ御用達カメラだったとか聞くけど、これも自腹だったんだろうか。
僕の知ってる先輩は、まわりがみんなキヤノンやニコンだったから、じぶんはミノルタ使ってた!とか言ってたなあ笑。多感な年頃だからね、個性は大事です。
というわけで、みなさんのおかげでおぼろげながら写真部の実態が見えてきました。また教えてくれる人がいたら、ここに追記とかしていければと思います。
まあでも、ひとつ言えるのは、生まれ変わったら写真部に入りたいです、絶対。