RICOH GR

Roubaix SL4と走り、RICOH GRと撮る。

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Roubaix【ルーベ】とはフランスの地名であり、僕のロードバイクの車種名。少し風の強い、でも汗をかくには心地いい天気だったから、朝から遠出をしてきた。Roubaixは悪路をいなしながらスピードにのれるエンデュランスロード。アスファルトの道を行くのももちろん楽しいけど、所々で砂利道や凸凹のある山道に入り込むのがなんといっても醍醐味。きょうもわざと随所で悪路を選んでRoubaixの走破性を確かめながら走りを楽しんだ。砂利道を細かく凹凸を避けながら走る時の僕は、じぶんでもよく分かるんだけど、本当に少年時代のニヤつき顔みたいになっていて、時々オーッとか思わず声を上げながらキャッキャ走っている笑。気分だけはもう世界最高峰の自転車レースのひとつ「パリ〜ルーベ」を走ってる感じだから。あと悪ガキの小さな冒険みたいなね。

写真は途中の道をGRで撮ったもの。セピア調なのはエフェクトを使って撮ったから。GRには数種類のエフェクト機能がついていて、それもまた遊びごころとしてはおもしろい。そしてGRがいいのは、コンパクトだからこうしてロードバイクと一緒に連れ出せる。そもそもズームもないから28mm広角でかまえて撮るだけ。ロードバイクで走る途中にこうしてサクッと撮るには実に最適のカメラ。頑丈だからソフトケースいらずでバックの中に放り込んでおけるのもラフでいい。そういえば今朝、Twitterのフォロワーさんで「念願のGRを購入しました」という人がいて、森山大道の世界を勤しみますと楽しげに語っていた。そのツイートを見ながら僕もニヤリ。同じカメラを手にする人はどこか同じサークル仲間のような愛おしさがあって、それもまたカメラというプロダクトを所有する楽しみだったりする。ロードバイクも似たようなところがあって、同じブランドのスペシャライズドに乗ってる人、しかも同じ車種のRoubaixに乗ってる人なんか見つけたら、見てるこちらもほっこりする。

僕の中ではカメラもロードバイクも車も、実に似たような感覚がある。機械なんだけどすごくエモーショナルな使用感と時間を提供してくれる人間くさいプロダクトたち。きょうも子ども心のような”おとなの春休み”が味わえた。こうして休みの日に生きかえって、また平日の仕事の日々に備える。男とはそういうことで頑張れる生きものだったりする。

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