Leica M3

雨予報、部屋ライカ。

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Leica M3, Elmar 50/3.5

霧雨っぽい天気が続いていた中、ちょっと雨があがったのを見計らって、カメラを持ち出したのはいいんだけど、2枚目のフィルムを巻き上げようとしたら、クククッとレバーが止まり、フィルムThe END。持ち出す前にフィルムが入ってるのは巻き戻しノブを触って確認したんだけど、フィルムカウンターを見てなかった。久しぶりの迂闊な行動笑。

で、あまり屋外で長居してるとまた雨に降られそうだったんで、自宅に退散。まあ、これで空シャッターは切れるようになったから、まあいっかと思いながら何気に天気予報を確認すると、一週間以上雨が続くような気配なんで、フィルムはしばらく装填せずに「空シャッターを楽しむ部屋ライカ」にしよう、なんて考えている土曜日の午後である。

過去に何度も書いてきたけど、M型フィルムライカのサイレントシャッターは本当に最高。ニュルリとフィルムレバーを送るアノ感触、そして耳元でささやくようなティッというシャッター音は、フィルムを入れることが惜しいとさえ思う時があるから、いつ何時でもシャッターを切りたい人にとっては、M型ライカにフィルムを入れるか入れないかは、なかなか重要な判断なのである笑。

それにしても、撮り終えたフィルムで何を撮ったかは、まったく覚えていない。まあSTAY HOME期間中に撮っていたものだろうから、家の近所の単なる道端でしかないと思う。けど、僕の場合は「シャッターが切りたくて、写真を撮っている」ところがあるんで、個人的にはそれでまったく構わない。フィルム代が月を追うごとに上昇してるのは気にかかるけど、それもたまにM型デジタルを混ぜてやればよい。

そういえば、世界一のカメラストアをめざした新宿 北村写真機店もオープンして、そこには最新のデジカメからクラシックな中古フィルムカメラ、レンズまで、なんと6000点の在庫が集結して並べられてるらしい。そう、デジカメだとかフィルムカメラだとかは超越して「カメラ」という括りで登場してたのがなによりうれしい現象。ライカはそれを地でいくブランドで、僕はそここそ好きなんだよな。

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