きょうはランニングがてらRICOH GRを連れ出して、少し春色めいた辺りをスナップして走った。そうしてまた思うのである。まったく色褪せないな、僕の初代GRはと。
僕が最初のGRを手にしたのは、たしかGR IIが出る直前だったと思う。新型が出る直前だったためか、当時6万円くらいで新品の初代GRが買えたと思う。
もう感動したよね。その起動の速さと、APS-Cの豊かな写りに。それまでNikonのCoolpix P340を使っていたんだけど、GRを手にしたことでコンデジへの評価が何段か跳ね上がったと思う。
手にしてからはもうほんと四六時中GRで撮ってた。家の近所の散歩道で花を撮ることから、ストリートの広角スナップまで、まさにこれひとつで。カメラというものにハマっていった主犯格だな、GRは。
その後、CCDセンサーのGR digitalシリーズや現行のGRIIIも使ってきたけど、いまは当時のフィーリングが忘れられなくて、初代GRのリミテッドエディションを使っている。独特のカラーリングもまたお気に入りだ。
お気に入りの撮影モードは、モノクロームとポジフィルム調。ちなみにここにあげた写真はすべてポジフィルム調で撮影したものだ。気のせいか、現行GRIIIよりも初代GRのポジフィルム調がエモーショナルな写りをする気がしている。
まあ、たぶん気のせいだと思う。なんといっても現行のGRIII/GRIIIxは手ぶれ補正まで載ってサイズもより小さくなっている。まさに完成形で、どんなに粗く構えて撮っても恐ろしいくらい精密な写真が撮れる。
いま手に入れるなら現行GRIIIを買っておけば不満は皆無だろうし、きっとスナップ量が激増するに違いない。それくらい、これ一台あるとスナップライフが充実しまくるだろう。
僕のようにRunの時も手放せなくなると思うよ。ある意味、GR沼の始まりになるかもしれないけど笑。
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