Leica digilux zoom

FUJI製 わずか150万画素のライカ、LEICA digilux zoom がやって来た。

アフィリエイト広告を利用しています
LEICA digilux zoom

いやあ、いいんじゃないだろうか、このライカ。いつもの馴染みのお店に入荷しているのを知り、コンディションを確かめに寄ったところ、純正ケースも含めてボディもとても状態が良かったんで、オールドデジカメ好きとライカ好き、あとFUJIFILM好きの熱が相まって、めでたく連れて帰ることになった。

詳細を知る術はもうあまりない。なんとなくネットで調べて分かったのは、ライカがプロ用ではない分野で初めてテストマーケティング的に送り出したデジカメで、そのためレンズ部も含めてFUJIFILM〈FinePix 1700Z〉のOEMで用意されたこと。1999年に登場したもので画素数は150万画素しかないこと。1/2.2型CCDセンサーを積む光学3倍ズーム Super EBC Fujinon 6.6-19.8 F3.2-5.0、f7.0-11.5. 自動切り替え、ISO125で最短80cm マクロ25cm、SS 1/4-1/2000、記録フォーマットJPEG…みたいなことはなんとなく分かった。

LEICA digilux zoom

まあ、そんな細かいことはともかく、見ての通りとにかくチャーミングなのである。一応ライカファンである僕にとって、唯一の赤バッジが付いたライカになるんだけど、不思議とライカマークが付いて若干デザイン等がリファインされただけで、ちょっとした風格すらも感じるから、やっぱりブランドというのは大事なんだなあとあらためて思ったりしてる。

動作も今のところ問題ないんで、あとは普通に撮るだけなんだけど、ひとつ問題があるとするなら記憶メディアが「スマートメディア」だということ。このボディにはスマートメディアが付属されていて助かったんだけど、撮った画像データをパソコンに取り込むためには、スマートメディア対応のカードリーダーが必要になる。今や、普通の家電量販店の店頭なんかにはまず置いていないだろう、古い形式のスマートメディアだから、この点だけはクリアしないといけない。

LEICA digilux zoom

中古カメラ店で店員さんとそのあたり会話を交わしながら、まあでもなんとかなるかと購入に至ったわけである。値段も安かったんで、万一故障してもその時は「眺めるライカ」にすればいっか、とか、僕も店員さんも実におだやかなものである笑。そういう大らかな気分にさせてくれる何かが、このLEICA digilux zoomにはあるんだよね。あま、細かいことは抜きにして、ひとまず充電だ。眺めるライカになるか、撮るライカになるか。どっちにしても、僕のオールドデジカメ好きな気持ちは今、かなり癒されている。

追記)そういえば、その後、撮った写真を載せていなかったなと気づき、遅ればせながら写真も参考までに載せておきます。上手くないので、質感の参考まで。

LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8

とうかな、たった150万画素のCCD、思ったよりは撮れるでしょ?、いや僕もけっこう驚いたんだ、なんだ、いいじゃん!って。さすが富士フイルム製の安心感といったところだろうか。

LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8

まだ街中では試していないんで、自然の草花なんかを試し撮りしたまでだけど、それとなく写りの質感みたいなものは伝わるんじゃないかと思う。ファインダーやモニターを見る限りではピントが合ってるかはちょっと分かりづらいところがあるけど、まあノーファインダー気分で撮ればよいし、全然問題なく使えるよね。

LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8
LEICA digilux zoom, Fujinon 6.6-19.8

僕は低画素のCCD機はほんと好きで、Nikon D70、D200、D3000、あとFUJIFILM S2 Pro、GRもCCDなGRDを3台使ってたりする。いやあもっとオールドデジタル機は注目されていいと思うんだよね。その写りの味も、そして今なら驚くほどの値段の安さも。壊れてもね、許せるんだよね、この愛くるしい機械たちならね。

 

関連記事