Nikon Z6

FTZアダプターで、Nikon Z6にオールドレンズ Ai-S 50/1.4を装着してみた。

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Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4

明日7月29日までのキャッシュバックキャンペーンのおかげか、ここにきてZシリーズが売れまくってるみたいだね。ヨドバシカメラだっけかな、売れ行きランキングで3週連続第1位みたいな記事を見かけた。

実際、Nikon Zはとても良くてきたフルサイズミラーレスだと思う。スペックに直接現れないようなところまで、長年のカメラ屋としての意地で実に丁寧に作り込まれている、そんなカメラだ。Nikonらしいよね。そんなZ6に、純正のFTZアダプターをつけて、ついにオールドニッコールレンズを装着してみた。

Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4

ご覧の通り、ボディとレンズの間にFTZアダプターが挟まるんで、50mmの単焦点レンズが望遠レンズ並みの長さになる。このシルエットについては、やっぱりアダプター無しでFマウントのオールドニッコールが楽しめるNikon Dfのほうが精悍かな。でも、思ったよりは違和感がない。カメラに詳しくない人なら気にもならない程度の違和感といった感じかな。

Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4

写真はすべてピクチャーコントロールはスタンダード、ISO400、F値は開放1.4、JPEG撮って出し。ボディとレンズ、初めての組合せなので、いつもの通り開放付近で試し撮りしてみることから始めてみた。

Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4

まあ、さすがに開放すぎてどの写真もトロトロすぎる感じたけど、それでも背景なんかが思ったより破綻しないのはZ6の最新センサーのおかげかもしれないね。色もかつてのNikon機のシブさと比べると、透明感のある爽やかな色味になっている気がする。

Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4

操作感について触れていないのは、特にそこに変化は無いから。アダプターが介在してるけど、レンズの操作感は当たり前にAiレンズのフィーリングだし、ボディ側の設定なんかもNikon Dfと特に変わらない。Dfと同じ感覚で撮ってたから、繊細なピント合わせも肉眼だけで合わせたからね。

Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4
Nikon Z6, FTZアダプター, Ai-S 50/1.4

Z6はファインダーがほんとクリアで美しいんで、ピントの山もつかみやすくて、これだけ優れた眺めで、しかもボディ内手ぶれ補正内蔵なら、ニコン以外のオールドレンズ 母艦機として使っても満足ゆく造りだろう。いいアダプターさえあれば、僕も所有しているズイコーやロッコールも試してみたいと思わされた。

Nikon Z、その真価はZマウントの最新AFレンズとの組み合わせによって最大化されるんだろうけど、MFレンズをつけてスローに撮り歩くのもなかなか楽しいと思う。そういう意味ではZのカメラだけ一台あればあらゆるシチュエーションに対応できるということだろう。僕のZマウントレンズは今のところZ 24-70mm f4だけなんだけど、メインはやはりこのAFズーム、そうしてたまにMFレンズも楽しむ、そんなペースで走っていければなと思う。

というわけでレビューというにはちょっとアレだけど、Z6とオールドニッコールの試し撮りの写真をいくつかあげてみた。まあ、なんにしてもまだまだ全然撮り足りない。AFズームとMF単焦点の気分みたいなものは少し掴めたから、ここからもう少しAFズーム一本に絞って、機材の癖をつかむところまで使い込んでいきたい。Nikonの未来を体感するためにもね。

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