「一体カメラは何台持ってるんですか」とよく聞かれるので。
30台くらいかな、正確には27、28台くらいだと思う。多いか少ないかといえば多いほうかもしれないけど、世の中もっと博物館みたいにカメラやレンズを所有しているひとがいるから(Twitterなんか見てると凄いひとたくさんいるでしょ笑)、僕はカメラ好きのひとの世界ではさして珍しい存在ではないと思う。
実際、コレクションしてるつもりはまったくないんだよね。どうしても確かめたいカメラをその都度手に入れていたら、結果的にそういう数のカメラが手元に揃ってしまっただけで、何度も断捨離しなきゃと思ったこともある。けれど、どうしても愛着みたいなものが少なからずあって、カメラを減らせないまま、新しいカメラが増えるばかりでここまで来た感じなんだ。面倒くさがりというか、計画性のないダメダメちゃんなんだけどね笑。
フィルムカメラとデジカメの比率でいえば、少しフィルムカメラのほうが数が多いかな。もはや正確には数えていないけど笑。レンズのほうは当然、ボディの数よりさらに多いと思う。これも、もう正確な数はじぶんでも把握できていない。収納も一箇所じゃ無理だから、何箇所かに分けて収めてあるんで、なかなか把握する意欲も生まれないんだよね。
それと意外と氾濫してるのが、周辺機材やメンテナンス道具。マウントアダプターとか前後キャップ、クリーナーやウエス、ストラップとか、これらもけっこう数がある。ほんと、自室の壁の一つは本棚みたくカメラ棚にしたいところなんだけど、家族にはカメラのトータル所有物は明かしていないので、あまり正々堂々とカメラたちを飾り付けるわけにもいかない。全貌を知ったらそれはそれは呆れられるだろうからね笑。
そんなカメラたちもさすがに減らしていかないと、すべてを使い回すのが難しい数になってしまってるけど、博物館みたいな所有数のひとたちはどうされてるのかな。カメラは適度に使ってあげることが最上のメンテナンスだと思ってるから、飾っておくだけじゃ故障もするし、道具としてのカメラもちょっと可哀想だ。ひとまず僕の打開方法としては、これからカメラを持ち出す時は「フィルムカメラとデジカメの二台体制」にしてみようかと考えている。
フィルムカメラで撮り続けるとデジカメで撮りたくなるし、その逆も然り。明るい時間はフィルムで撮れても、暗所はデジカメのほうがよかったりということもあるので、理想はフィルムカメラとデジカメの二台体制が理にかなってるところもある。実際、以前の僕はフィルムカメラのKonica C35とデジカメのRICOH GRの二台を持ち歩いていたからね。でも、コンパクト二台ならなんとかなるんだけど、レンズ交換可能なモノやファインダーのあるカメラだとそれなりにかさばるし、重さも出てくる。このへんが、僕の今の悩みどころ。うれしい悩みではあるんだけどね。
でも、どうだろう。最終的には仕事を引退する頃までには「人生のカメラ」を数台に集約したいところなんだけどね。もしくは、僕が必要とする数台だけ手元に残したら、残りのすべてのカメラは息子へあげる。息子が欲しいと思うかどうかはアレだけど、そんなことをたまに考えながらカメラやレンズを手にしたり、確かめたりしている。ちなみにきょうはフィルムカメラのRollei35とデジカメのRICOH GRIIIの二台体制。二台体制スタイル、しばらくいろいろ試してみよう。(所有カメラに興味のある方はブログ一番下の「カテゴリー」からご覧ください)
追記)これを書いた後、減るどころか平成最後のハッセルブラッドと、令和最初のミノルタが増えました^ ^