写真とは

撮り歩いてると、スナップハイになる時があるよね。

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Snap photography

スナップハイ。そういう言葉があるかどうかは知らないけど、ここでのイメージはRunで言うところのランニングハイみたいなもの。ランナーの人は分かると思うけど、少し長めの距離を走ってると、キツかった息や体が急に楽になって気分が少しハイになる、あの現象のこと。つまり、スナップ撮影をしてると、時にそんな瞬間がくるよね、という話である。

こういう時はコンパクトデジタルがいい。とにかく、歩いてる最中にシャッタースイッチが入るような状態だから、無心で体が勝手にシャッターを大量に切り始める。ファインダーもほぼ見ていない、そういうスピード感のあるスナップ。何がきっかけでそういうスイッチが入るかはじぶんでもよく分からないけど、割と長い距離を歩く時についでにスナップを撮り始めると、そんな状態になりやすい気がする。

いや、そんなにめったやたらに撮ってどうすんの?というのもあるけど、こういうスイッチが入ると理性で撮らないというか、いろいろ考えずに撮れるから、後から撮った写真を見ると、なかなかふだんは撮らない視線とかがたくさんあって新鮮だ。いい写真が多いかどうかは別の話だけど。

カメラは写真を取り込む道具だけど、僕の場合はなんというか「外へ何かを吐き出す道具」でもあると感じていて、けっこう発散に用いてる気がする。何かじぶんが停滞してる時とか、思考が澱んでいる時に、カメラを持って街の中を長めに漂流すると、少し無心になれて、撮り終わった頃には心が正常に脈を打ち始めるみたいな。スポーツだな、ある意味。写真をちゃんとやってる人にはあいかわらず怒られそうだけど、それもまた僕にとっては写真なのだ。

◎繰上さんのGRの動画を載せたのは、ごめん、あまり直接的に意味はないんだけど、気分的にはそうだなあと思って。スナップ始めた頃から好きな動画です。

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