RICOH GR

想像上の常識を狂わす、RICOH GRという怪物。

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RICOH GR Limited Edition

RICOH GRは、カメラ好きな人にはおなじみの定番サブ機で、プロの写真家の人もこよなく愛する人が多い。その理由は、圧倒的に優れた描写力だろう。

APS-Cセンサーが搭載されているとは思えない極小ボディにも関わらず、いかにも精密機械の塊的設計とGRレンズが叩き出す描写は、初めてGRで写真を撮ってみた人がまず驚嘆するポイントだろう。

僕は現行のGRIIIを登場当時使っていたけど、いまは使い慣れたAPS-C初代GRに戻して使用している。手ぶれ補正のついたGRIIIのほうが乱暴にシャッターを切っても写りすぎるくらいソリッドに撮れる印象だけど、初代GRも「マジか」といまだに惚れ惚れするくらいその描写のキレには唸る。

RICOH GR, GR Lens 28/2.8
RICOH GR

前にもブログに書いたことがあるけど、RICOH GRに欠点があるとするならば、それは「もうカメラはGRだけでいいんじゃないか」と達観してしまうほど、というレベル。その圧倒的なコンパクトさで圧倒的な写りの良さを体験すると、もう他の大きく重いカメラたちがバカバカしく思えてくるくらい、このカメラには人を唸らせる魔力があるのだ。

RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR

たしかにファインダーが無いことに最初は躊躇する人もいるかもしれないが、不思議とGRだけはいざ撮り始めるとファインダーの有無なんてことは忘れてしまう没入感に包まれる。むしろ、カメラをかざしてヒュンヒュン撮ることに快感を覚えるようになるのだ。これもまたGRマジックと言っていい。

RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR

もし、RICOH GRを購入しようか、どうしようかと考えている人がいたら、これはもう自信をもって「買いだ」とおすすめできる。最新のGRIIIやGRIIIxなら、それこそ片手でヒュンヒュン撮っても驚くほど精密に撮れるし、暗所で少し構えて撮ることを苦に思わなければ初代GRやGRIIでも、その恐ろしくキレのある写りはたっぷり堪能できるだろう。

ちなみに、ここにあげた写真たちはすべて、初代GRで撮ったものだ。実際、僕もカメラはもうGRだけでいいんじゃないかと思ったクチで、過去に一年間ほどRICOH GRだけで過ごした時期がある。その後、フィルムカメラを手にすることで、クラシックなスタイルのデジカメでも撮るようになったけど、物理的にいえばGRだけでも生きていける。それが、GRの道具としてのポテンシャルだ。

RICOH GR

こうしてさりげなく目の前に置いているGRを見るだけでも、実にクールで気分が高まる。そう、カメラはカッコいいかどうかがものすごく大切だ。ソノ気になれるかどうかで撮り歩く距離も枚数も変わる。その点においても、このGRというカメラは想像を軽やかに裏切る。

こういうカメラが一台あると、決して大袈裟ではなく人生観が少し変わる。世界の見方が少し変わるのだ。カメラはシャッターを押さないと写らないし、持ち出さないとシャッターは切れない…そういう意味で、とにかくいい写真を生み出す確率が最も高い一台がGRだと言っても過言じゃないのではないだろうか。

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