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ブログやTwitterを見てくれている人は気づいてくれてるかもしれないけど、最近僕はCCDなGRが欲しくてRICOH GR digital II、いわゆるGRD2と呼ばれるモデルを手に入れた。2007年登場の10年以上前の製品だから、果たしてその使い心地とはどうなんだろうと半信半疑のところもあったんだけど、結論から言うともの凄く気に入ったのである。
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不思議と僕の場合「とあるカメラが欲しい」と思うと、突如として馴染みの中古カメラ屋の店頭にそのカメラが現れるところがあって、GRD2もそうやって運良く程度のいいモノを手に入れたんだけど、こういう現象は続くもんで、そんなCCD版GRに魅せられた僕の前に今度はGRD3が現れたのである。
あやうくGRD3を買いそうになったのは内緒。
— 記憶カメラ (@KiokuCamera) February 7, 2020
その時は、まずはGRD2を使い倒すのが先決だろうと購入はスルーしたんだけど、中古カメラは同じモノに今後店頭で出会える保証はない。そう考えると、お店で見たGRD3はけっこう程度もいいし、何よりf1.9へと明るく変更されたレンズや、より見直された高感度性能なども試してみたい。GRD自体、古いカメラでもあるんで、故障した際のサブ機もあったほうがいいと思い、まだお店に在庫が残っていたら買おうと決心したのである。
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お店に電話してみると、顔見知りの店員さんから「まだあるので取り置きしておきます!」と元気な返事が笑。というわけで、めでたく僕の元に2台目のCCDなGRがやってきたのである。見た目は2ミリほど大きくなっているらしいけど、違いを見出すのは難しいくらいキープコンセプト。でも、操作してみると、その動きのスムーズさや設定画面の仕様なんかはGRD2からけっこう進化してる印象も受ける。まずはGRD2と比較もしながら、GRD3の癖みたいなものを掴んでみたいと思う。
それにしてもGRというカメラの「変わらない良さ」という凄さをあらためて感じている。僕はこれまでAPS-C化された初代GRと現行GRIIIも使ってきたけど、その操作ギミックはGRD2もGRD3もほぼ一緒で、取説を見なくても操作に迷うことはほぼ無い。慣れ親しんだ操作方法とコンセプトはそのままに、性能だけが時代と共にどんどん洗練されていったことがわかる。それは逆にいえば「CCD時代から、GRは高い完成度にあった」ということ。写りのほうもGRD2ですっかり魅せられた僕だけど、果たしてGRD3はどんな描写を叩き出してくれるのか、実に楽しみである。
追記)そしてまた、一台増えてGRD3が2台体制になった。GRD2と合わせてGR digital 合計3台体制なら、古いカメラでもひとまずこの先数年間は安心かなと。
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