Nikon D200

散歩をしよう。できればファインダーのあるカメラとしよう。

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Nikon D200, AI AF 50/1.4D

散歩をしよう。できればファインダーのあるカメラとしよう。

土曜日のきょうは、夕方、愛犬の餌を買いに近くのホームセンターまで歩いて行ってきた。梅雨に入ったとはいえ、雨のやんだ夕方に少し冷えた風にあたりながら外を歩くのは実に気持ちいい。

ハードな運動をしなくても歩くだけでけっこう運動にはなるんだよね。幸い僕は愛犬と暮らしているから、朝と晩の一日2回は確実に散歩に出る。その時はほぼいつもカメラが一緒だ。

いつも通り慣れた特に代わり映えしない道ではあるんだけど、カメラを持っていると自然と辺りの四季の変化も目に入ってくる。そんな時に同じカメラでもファインダーのあるカメラだと、ちょっと虫眼鏡チックでさらに小さな季節の移り変わりを感じとることができる。

人様に見せるような写真は撮れないかもしれないけど、じぶんの中で「おっ!」と新鮮に感じたり、小さな驚きを感じる写真なら撮ることができる。

カメラは僕の場合だとデジカメが多い。いつもの光景をフィルムで撮るのはやっぱりもったいない気持ちもあるし、なんといってもデジカメならフィルム代や現像代もかからない。僕はフィルムで撮ることは大好きだけど、散歩にはお金のかからないデジカメはやっぱりありがたいなと素直に思う。

Nikon D200, AI AF 50/1.4D

散歩の時に持ち出すカメラは、Leica M-P typ240かNikon DfかNikon D200。RICOH GRはファインダーが無いから、僕はノーファインダー気味に撮る街撮りスナップに多用することがほとんどで、週末の散歩カメラはファインダーのあるカメラがやっぱりいい。

しかも光学ファインダーがいい。自然な光を感じられて、撮った写真は正確にはシャッターを切った後しか確認できないから、むしろそれがいい。シャッターを切る前から撮れる写真の雰囲気がつかめてしまうEVFは、ちょっと種明かしが過ぎて楽しくないんだ、僕の場合ね。

街撮りスナップのあの喧騒の中で速写していく、ある意味慌ただしい臨場感もたまらないけど、週末のほぼ辺りに人っ気のない郊外の散歩道で、ファインダーを虫眼鏡のようにして静かにシャッターを切っていくのも実に深みがあって楽しいんだよね。(まあ、実際は愛犬がバタバタと慌しかったりもするんだけど笑)

そうやって、日々散歩でファインダーをのぞいていると、ふと一人でしっかり風景を撮りたくなって、ちょっと車を走らせて古い町並みなんかを撮りに行く。そんな時はフィルムカメラも一緒にね。そういうリズムが心地いい。無理しないリズム。カメラのために散歩するんじゃなくて、からだやあたまの健康のために散歩する。その時、カメラという虫眼鏡も持っておく、そんな気分の散歩。案外、気持ちいいよ。

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