この場合の「好きなこと」というのは、軽いLikeじゃなくて、激しくLoveなこと。というのも、そもそもLoveといえるほどの好きなことに出会ったり見つけたりすることは相当むずかしいことだと思うんだ。趣味というのともちょっとニュアンスの違うような、それを習得するためなら人並み以上の苦労なんかも気にならずに、寝てるか飯食ってるかソレをやってるか、オーバーにいえばそれくらい夢中になれる何か。そこまでLoveなものにひとは出会った時、その行き着くところが言いようのない達成感だったり陶酔感なんじゃないかなと思う。僕だってこれまで好きなことはあったし、それらのことにそれなりにハマったし、趣味ですといえるいくつかのことはあったけど、正直Loveな域までこれだ!というモノ・コトにはまだ人生で出会っていないような気がする。ロードバイクだって、カメラだって、いまの仕事だって相当好きなことをやれている気はするけど、それでもまだその奥にあるような何かには出会えていない、そんな感覚。ふと、息子の好きなこと探しみたいなことを考えていて、そんな風に思った。簡単じゃないけど、その難解さも含めてLoveなことを見つける旅が人生なのかもなと考える、週末前の夕方である。
スポンサーリンク
スポンサーリンク