可愛いというより、綺麗だと思った。PEN EE-2との遭遇。
Twitterにも少し書いたんだけど、今日いつものように週末のフィルムたちを現像に出したついでに中古カメラのショーケースをのぞいてみたら、この子と目が合ったんだよね。僕はPENのバリエーションのことはあまり詳しくないんだけど、この子は直感的にハッとした。少し大げさに言えば、運命のようなそういう種類の遭遇。
クラシカルカメラをやってると、PENというのは頻繁に目にするし、もっとはやく何かしらのPENを手にしていてもおかしくないんだけど、個体と価格のバランスというか、これぞというPENに今まで出会えていなかったんだろうね。カメラを十数台手にする中で、これまでPENは手にする機会がなかった。そんな中、ふと訪れたこの子との出会い。まあ、運命としか言いようがないんだよなあ。
この子はショーケースでも端の方にあってね。どこか照れ屋なような感じ。でもABランクで割と綺麗でね。端っこにいてもちょっと目立つ子っているじゃない? この子はそんな感じだった。ショーケースから出してもらって触ったら、もうなんというか買うことは決めてた。しばらくあれこれ触ってみたけど、結局は撮ってみないと完動品かどうかは確かめる術もなく、店員さんと「AB品だから大丈夫じゃないか」とか大らかな会話をして、連れて帰ることにした笑。
その場でネットでレビュー記事なんかも検索してみたんだけど、あまり時間もなかったし、なんというかいつもの僕の購入法だけど、直感を信じて購入した。その場で業務用100を詰めてね、移動中の街をあまり操作も分からないなりにシャッターを切ってみたんだけど、まあ感覚としてはとにかくフィルムが減らない。ハーフカメラってこんな時間の流れ方するのかと、急いでるじぶんが馬鹿らしくなるというか、そういうところあるよねハーフカメラって。
けっこう頑張ってシャッター切ってみたけど、いま十数枚くらいかな。いやあ長いぞ、これ撮り終わるの笑。ちゃんと写るかどうかも分からないので試し撮りしてるわけだけど、試し撮りで72枚って、もうちょっと笑いが出る感じというか、それ自体がとてもおもしろいよね。手持ちでいいハンドストラップもなかったから、とりあえず三角金具だけ買って取り付けてみた。ストラップはゆっくり探したいけど、これ、意外とショルダーストラップがカッコいいかもなとか思ってる。
まあ、レンズのこともこらから調べる感じだし、作例にいたってはまだまだ現像出しも先だし、このブログにはほぼ機能のことは書けていないんだけど、この子との遭遇の感覚を記しておきたいと思ったので。PEN EE-2、これも米谷さんのデザインなのかな。一見チャーミング系に見えるんだけど、僕はもうちょいカッコいい系というか、美人系、クールだと思った。さて、ハーフゆえの縦構図のファインダーが心地よくて、ぜんぶ縦で撮ってるけど、どんな現像になることやら。そういえば、キタムラで聞いたら、現像時にハーフはインデックスは無いとのこと。スキャニングは二枚一組であがってくるそう。それも含めて楽しみだなあ、現像出し。頼むから写っておいてくれ、PEN EE-2。