Leica M3

何度読んでも楽しめるのはタイトル通りだ。田中長徳さんの本「ライカ ワークショップ」。

日曜夜の締めにと風呂に入りながら読んでいたんだけど、M3の空シャッターを切っていたら続きが読みたくなって、ベッドサイドの灯りで再び読み始めている。田中長徳さんが書いた本「ライカ ワークショップ」である。

この本、2010年に書かれた本だけど、書いてあることはまさに普遍的なライカのことばかりなのでまったく古さは感じない。それはライカという半世紀前のカメラがまったく古びないのと同じようだ。ライカの歴史から、ライカの性能、そのラインナップやレンズまで幅広く網羅されているけど、この本の醍醐味はなんといっても長徳さん流のライカとの向き合い方であったり流儀。僕のようにライカ歴が長くない人間にはこういうライカ使いの人たちの暗黙知みたいなものがとても学びになる。というか、小難しいことは置いといても、読んでいてリアルで楽しい。見開き2ページに1テーマでそれがけっこうぶんだんにあるから読み飽きないし、何よりワークショップというタイトル通り何度でもこの本に参加してライカを体験するような楽しさがあって、僕はけっこう何度も読んでるし、特に眠りにつく前にこうしてベッドサイドの間接照明で読むのが心地いい。ふだん読書はKindleが多いのだけど、紙の本はいいよね、じんわり書き手の体温みたいなものまで伝わってくる。

ライカはこうして読み物として楽しめる書物があるけど、同じようなテイストでNikon F2やKonicaなんかのワークショップ本も誰か書いてくれないかな。機能とかそういう解説ものではなくて、そのカメラの持つ数々のエピソードやそのカメラとの生き方を描いたようなもの。夜な夜な読むけどな、僕なら。

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