モノクロフィルムの現像データ化まで2週間。やっぱり僕はモノクロはデジタルかなあ。
僕はフィルムをやりつつも長らくモノクロフィルムは使わずにいた。それは、現像とデータ化にとにかく時間がかかるからである。まあフィルムをやる時点で何も急がずにゆっくり楽しめばいいんだけど、それでも現像データ化まで2週間も要するとなると、それはやっぱり長いなあと。
GW明けに現像に出した135と120のモノクロネガがデータ化までしてようやくあがってきたのが5/25くらい。モノクロフィルムの試し撮りだったから家の近所を散歩しながら撮った写真たちなんで、まあ大して重要な写真はないんだけど、さすがに2週間も経つとそもそも何を撮ったかも忘れている笑。写真への思い入れという点でいうと、この時差はやはり良くはないなあと。
カラーネガは現像データ化は一時間で終えるんだよね、僕のラボ環境の場合。それからするとやはりブローニーやリバーサルと同様の外注現像データ化になるモノクロフィルムはなかなかお気軽とは言い難い。モノクロフィルムなら自家現像しちゃえば?とは良く言われるんだけど、現像はともかくとして家族への匂いの配慮とか廃液の処理のことを考えると、僕の場合はなかなかそうもいかない。
カラーネガも慣れるまでかなりの量の写真を撮ってきたけど、同じようにモノクロネガを大量に撮って現像データ化するのはちょっと難しいなというのが、モノクロフィルムを少し試し撮りしてみた僕の率直な感想なのである。幸いというか、僕はデジタルでも撮る。そして、デジタルで撮るモノクロは割と好きで、RICOH GRからNikon Df、Leica M-P typ240までけっこう普段からモノクロモードも楽しんでいる。やっぱり僕は、モノクロはデジタルかなあ、と思う今日この頃なのである。まあ、フィルムは好きだけど無理はしたくない、それが僕の写真との向き合いのスタンスでもあるんだ。