写真とは

モノクロで撮ると街は違う一面を見せる。

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GRで街を撮っているときは、あまりモニターの中をじっくり確認したりはしない。それよりも変わりゆく空の様子を気にしながら、いちばんいい光と影、いちばん心惹かれる構図なんかを逃さないようにある意味無心で撮っている。だからか、撮り終わった後に写真を見返して、なんというか驚くことも少なくない。あれ、この街はこんな風に見えるんだと。特にモノクロで撮った時はそう。近ごろタテ位置で撮ることが増えて、いっそうそんな風に軽く驚くことが多い。モノクロだからよく見えるのか、それともモノクロだからアバウトなラインが強調されるのか。モノクロ×タテ位置、いまこの組み合わせにハマっている。建物や通りを撮るだけでもこれだけ発見があるんだから、ひとをスナップで撮り始めたらどんな驚きが待ち構えているのだろうと思うと、またひとつ先に希望というか好奇心がわく。まだまだ僕はGRの入り口にいるらしい。

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