KONICA C35

フィルムカメラは本当にブームなのかもしれないね。

Konica C35, Fujifilm 業務用100

フィルムカメラは本当にブームなのかもしれないね。

いや、フィルムカメラのブームは数年前から「カメラ女子」とか「インスタグラマー」、「若い人に人気の写ルンです」という言葉とかと共にちょっとしたブームと言われてはきたけど、僕の中ではあまり実感はなくてね。

年々、フィルムの販売中止銘柄は増えるし、需要が少ないからかフィルム価格は高騰するし、なによりフィルムカメラを街中で構えたり、持っている姿をほぼ見たことがない。

職場にカメラ好きはいてもそれはデジカメ愛好家で、ちょっと良くてデジカメ×オールドレンズのひと。フィルムカメラの話ができる人は一人いるくらいだ。いや、これ実はブームなんかじゃないっしょと。

でも、そんな定かじゃないブームの虚像みたいなのを少し振り払ってくれたのが、先日発表された「富士フイルムの黒白フィルム ACROS100の復活」。

いや、正直もう富士フイルムから黒白フィルムが出るなんてことは願望なだけで、まず有り得ないと思ってた。だって企業はボランティアじゃないからね。採算が合わないビジネスは有り得ない。でもACROSは材料やコストなどを見直してACROS IIになって再び出てくる。これをどう見るかと。

それと、僕がフィルムを買ったり現像を頼んだりしているカメラのキタムラでよく聞くのは、「カラーネガは年々、前年比を超えて利用が増えている」という話。若い人たちが現像+データ化をけっこう利用してくれてると言うんだ。

で、気のせいかもしれないけど、一、二年前より、フィルムカメラ売り場に若い人たちの姿を見かけるようになった。若い女の子もわりと見かける。なんとなくだけど、Twitterで見ていたフィルムブームなるものが、現実の身の回りの世界にも見えてきた、そんな気が少しするんだよね。

そして、これも気のせいか、Twitterの中でも「フィルムカメラ買いました」って人が増えている気がする。デジカメやってた人がフィルムカメラを始めるパターンもあれば、スマホカメラからフィルムカメラへ発展するパターンもある。じわじわとだけど、そう見えるんだ。

そうだなあ、数年前からのものがブームだとしたら、今度の流れはブームというより「少し定着してきた感じ」かもしれない。ブームはいつか去るけど、今起こってるかもしれない現象は「去るという印象はあまり感じない、ブームというより普通の空気になりつつある」、そんな風にも思えるんだ。

あまりに楽観的すぎかな。けれど、デジカメでは絶対得られない価値みたいなものを、感度の高い若者たちがしっかり評価して、それを求め始めた、そんな風には思えないだろうか。お洒落だけじゃ、それなりにコストのかかるフィルムはやれないからね。

今後どんな現象面が現れれば、それはブームじゃなくて生活に寄り添った空気になるのだろうと考えるけど、そこはまだ具体的にはイメージがわかない。ただ思うのは、その世の中に再び定着するスピードに、フィルム産業の衰退(フィルムカメラ取扱店の現象や、現像ラボの廃業など)が持ちこたえられればなと。

そこがなんとか持ちこたえられれば、うまく噛み合えば、日用品としてではなく嗜好品としてではあるけど、フィルムカメラが再び世の中の当たり前のモノとして定着する日もまんざら奇跡ではない、とか思う日曜日の夜なのである。妄想に終わるか、現実になるか。答えは五年後とかに出てるんだろうな。

今秋、ネオパン100 ACROS II販売開始。国内唯一のフイルム会社がやってくれました。 今秋、ネオパン100 ACROS II販売開始。国内唯一のフイルム会社がやってくれました。 ついにTwitter上に朗報が飛び込ん...
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