写真とは

カメラを持つと世界は鮮やかに見えてくる。

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カメラを持つと多少なりとも撮るものを探しながら街中を歩いているところがあるわけだけど、そうすると一見グレーに見える日常が実は例えようのないさまざまな色で構成されていることに気づく。それは自然が施したさし色かもしれないし、誰かがアートディレクターとなって意図的に放ったビタミンカラーかもしれない。そしてカメラはそういう繊細な色彩の揺らぎやわずかな主張を拾ってくれる。僕はRICOH GRで撮る時、ポジフィルム調で撮ることが多いけど、このポジションはわずかな色の変化を実に鮮やかに拾って浮き上がらせてくれるので、好んでよく使っている。僕の写真は暗めの写真が多いから、こうして時に鮮やかな色を拾うと、Instagramのギャラリーにも少しだけ華やぎが出る。夏の間は暑さに影を潜めていた草花も、秋が近づくにつれて少し色気を伴い始める。iPhoneカメラではちょっと拾えないような繊細な色の世界がカメラの中にはある。決して派手ではないけど、そうした都市のさし色が僕は好きだ。

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