それにしても暖かい一日。12月1日なのに秋の運動会シーズンのように少し汗ばむ。どこか紅葉も遅い気がする。まあカメラ愛好家としては冬枯れの光景より、芳醇な秋色が長く楽しめるからいいのかもしれないけど。
僕はといえばあいかわらず平日5日間の忙しさに翻弄された頭と体をなんとか休めようと、この週末も愛犬とカメラと実にのんびりした時間を過ごしている。朝はLeica M-P typ240を持ち出し、夕方はNikon Df。最近は、平日のDigital PEN-Fと合わせて、デジタルのこの組み合わせが気に入っている。
Leica M-Pの方のレンズはSummilux 50/1.4 2nd。朝の光でほぼ開放で撮っている。これはもうほんとデジタル機の恩恵でシャッタースピードが1/4000で切れるからこそ。第2世代といわれるオールドレンズのズミルックスは、少し粗めのボケを描き、僕の目を喜ばせてくれる。
Nikon DfのほうのレンズはAF-S Nikkor 50/1.8G。さすがに現行型レンズだけあって、クリアで透明感のある描写をする。こちらもf1.8のほぼ開放ばかりだけど、少しボケすぎの感はあるけど、愛犬との散歩で片手はふさがっているので、かまわず絞り固定でどんどん撮っていく。
ニコンといえば、販売開始となったZ6とZ7というフルサイズミラーレス機の話題が賑やかだけど、一眼レフのこのNikon Dfもまだまだ現役で元気がいい。ふだん平日にマイクロフォーサーズのミラーレス機で撮ってるから、週末はむしろ変わり感的にもDfの手ごたえが気持ちいい。
ぐちゃぐちゃになっていた脳が落ち着いて整理整頓されていくようで、写真を撮るということは実に頭と心に良い。デジタルだと現像いらずで数も撮れることがあって、心持ちもさらに気軽なところがいい。最近は、デジタルとフィルムの使いこなしも自然体になってきて、いろいろ無理なく写真を楽しめてるところもある。考えてみると今年もあと31日でおしまい。来年2019年はどんな年になるのだろうか。カメラと一緒であることは変わらないけど、その過ごし方が微妙にどんな変化をするのか、じぶんでも楽しみなんだよね。にんげんはいい意味で明日のことすらわからないからね。
[amazonjs asin=”B00N8PEIH0″ locale=”JP” title=”ライカ M-P(Typ240) ブラックペイント ボディ”]
[amazonjs asin=”B00GGABQ1K” locale=”JP” title=”Nikon デジタル一眼レフカメラ Df 50mm f/1.8G Special Editionキット シルバーDFLKSL”]