Leica M3との撮影はとにかく静かだ。

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今にも降りそうなグレーの空と生暖かい空気。数枚撮り終えてベンチで愛機とひと休みする。初めてのフィルムFUJI PRO 400Hの感度は400。いつものフィルム感度100で覚えた露出も頭の中でこんがらがる。光景を見ただけではすぐには露出が思い浮かばず、久しぶりに露出計アプリの世話になる。

それにしてもライカはあいかわらず静かだ。フィルムを巻き上げるレバーの音も、ささやくようなシャッター音も、僕に週末らしい静寂の時を提供してくれる。ライカの魅力とはいろいろあるだろうけど、僕にはこの静かさが最高品質のひとつだ。精密な機械が隙なく組み立てられると、こうもしなやかな動きと静かな駆動音を発するのかと思うと、ハイテクとはデジタルの進化のことだけをいうのではないと思える。

フィルムだけど、そろそろ使い方をアレンジし始めようかなと考えている。フィルムを始めて4ヶ月、これまではずっとフィルムに慣れるためにどのカメラでも業務用100で撮り続けてきた。なかでも平日用のスナップカメラにしているKonica C35との相性はとてもいい(僕のInstagramの街撮りスナップはたいていC35で撮ったもの)。なので、これからもKonica C35には業務用100をつめて、週末のカメラたちのフィルムをアレンジしていこうかなと。主にはLeica M3とNikon F2、この機械式カメラたちで撮る時は、いくつかのフィルムを毎回替えて試し撮りしていこうかなと。いま手元にあるフィルムは、FUJI PRO 400H、Ekrat 100、ILFORD XP2 400、あとFUJIの400とモノクロフィルムらがある。

フィルムカメラのおもしろさは、こうしてフィルムを替えるおもしろさもあるよね。ボディやレンズだけじゃなくて、フィルム、そして現像やプリントの仕方まで実に表現の組み合わせは多彩だ。フィルムファンの人たちはその多彩な奥深さに魅了され、それを突き詰めたり解き明かしていこうとすることが大きなエネルギーになっているように思う。そろそろ雨になりそうだ。36枚撮りのフィルム、ゆっくり味わいながら撮っていこう。

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