Nikon Df

FEとDfはやっぱり似てる。眺めるというのも大事な性能。

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写真左は1978年に登場した40年前のフィルム一眼レフNikon FE、そして写真右は今週手に入れた現行デジタル一眼レフNikon Df。こうして見るとペンタ部のデザインはFE/FMシリーズをまさに再現していて、Dfが単にレトロなフォルムなのではなく、はっきりとフィルム時代の機種のオマージュであることがわかる。僕はブラックボディを選んだけど、Dfユーザーの多くの人がシルバーボディを選ぶ気持ちもよく分かる。やっぱりFE/FM当時の主力カラーだったシルバーを彷彿すること、そして軍艦部のダイヤルがいかにもシルバーのほうが艶めかしいからだろう。僕の場合はFEを二台持っていて、シルバー/ブラック両方とも愛着があるから、Dfについては個体のシブさに魅せられてブラックボディを選んだ。

カメラは道具で、主役は目の前の被写体であり写真だろう。でも、Nikon機は少し違う。少なくとも僕の場合はそうで、こうしてカメラをただ眺めたり、写真におさめたり、手に持ち空シャッターをきって過ごす時間も少なくない。Nikon機とはそういうプロダクトとしての愛着がライカ並みにあるカメラなんじゃないだろうか。これは僕の偏見かもしれないけど、例えばNikonユーザーとCanonユーザーとでいえば、Nikonユーザーはカメラ好きな人が多くて、Canonユーザーは写真好きな人が多いように思うけどどうだろう。肌感としてはけっこう当てはまってる気がするけど。

きょうはNikon D850発売日で、Twitterなんかを見ていると早速多くの人が購入していて今週末はD850祭りの様相だけど、僕のほうはDfを手に入れて初めての週末ということで”ひとりDf祭り”の予定笑。いまさらなんでDfなんだよと言われそうだけど、始めて手にしたフィルムカメラがNikon FEだった僕にしてみれば、そのオマージュであるDfで、しかもFEやF2と同じオールドニッコールのレンズを使うDfというカメラはやっぱり特別なんだな。というわけで金曜日のお昼、まだ東京にいるんだけど、今夜のうちには福岡に戻って、この週末をDfとゆっくり過ごしてみたいと考えている。さて、仕事のほうをもうひと頑張りだ。

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