Nikon Coolpix P900

カメラの遊びの幅は、使い倒す幅で変わる。Nikon Coolpix P900

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朝はD750だったから、夕方は気分を変えてP900を連れ出してみた。もともとサッカーのプレーを撮りたくて手に入れたカメラだけど、ここのところは飛行機や野鳥、月を撮ることが多くて、今日も鳥が撮れればいいなと思いながら背中側に背負って歩き始めたんだ。水辺に鴨たちはいたんだけど、何気に水面が西陽で雰囲気よくてそっちを収めたくなって、いろいろ試行錯誤しながら撮ってみた。

写真はP900で撮った夕陽。僕の写真はすべて撮って出しのJPEGのみ。ものぐさなので、RAW現像はまったくしない。じぶんでは光と影の妙をその時の一瞬で切り取るのが楽しいから、撮った後に露出やホワイトバランスをいじったりはしないというのがあったりする。特に流儀というほどのものじゃないけど。まあ、面倒くさがりなだけなんだけど。

で、P900なんだけど、このカメラは超望遠レンズのカメラとして知られているけど、当たり前だけど普通に広角も撮れるコンデジなわけで、35mm換算で24mm-2,000mmまでズームできるから、意外と幅広い使い方ができるところこそが売りだったりするんだよね。だから、基本どんなシチュエーションでもこのカメラが一台あれば撮れてしまうことになる。センサーは一眼レフより小さいし、画素数もD750なんかに比べれば小さいけど、それでも1,600万画素くらいはある。充分だよね。シャッタースピード優先なんかも試しながら、水面とか木々、葉とかここぞとばかりいろいろ試し撮りしてみた。日々の写真はInstagramに置いてるから、よかったら記憶カメラで検索して見てみてください。意外といろんな写真が撮れるので。

カメラやレンズは得意と言われる撮影領域がたしかにある。それが複数台を所有する楽しみだし、個性だから。でも、既成概念とか評判に左右されずに一台のカメラを多様なシチュエーションや撮り方で使い倒してみるというのも、また発見の連続で楽しいと思う。そもそもカメラで撮る写真なんて偶然性が楽しいもの。いつもと違うセッティングをどれだけトライできるかでおもしろい写真と出会う確率は上がるものだと思っている。で、いろいろやってみると、カメラは大抵のことは許容して写真をこしらえてくれる。つまり、やったもん勝ち笑。と、僕は思っている。

レンズはもちろんだけど、カメラによってじぶんの中の意外性が花開く感じは実に気持ちいい。失敗作が大量に許されるデジタル時代のカメラを所有しているわけだから、とにかくたくさんのシャッターを押す、そんな醍醐味を謳歌したいと思う。

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