週末の仕上げはNikon D200と。CCD機と過ごす冬の休日。
冬といっても1月も終わりだから、早春かな。実際、早朝の雪は溶け終わるほど暖かい陽射しが辺りを照らし、厚着したカラダも少し汗ばんだ陽気になった。まあ、愛犬とカメラと僕の日干しだな。
で、週末を締めくくるのは僕が選んだカメラはやっぱりNikon D200ということになる。このCCD機の作り出す描写に僕はすっかりゾッコンだ。レンズはAi AF 50/1.4D。太陽の下でこの組み合わせの相性がどうなのかも確かめておきたかった。
どうだろう、なかなかいいんじゃないだろうか。僕が明るいレンズの開放付近が好きだから、ピントの甘さやボケの強さはちょっと無視してもらって、その色のりの感じや空気感はつかんでもらえるんじゃないかと思う。
特徴的なのは青みの出方かな。僕はすべての写真はJPEG撮って出しなんだけど、この青みはCMOS機のそれとは明らかに違う気がする。もちろん、好みであるという意味で。こういう描写の違いがおもしろいから、カメラやレンズをいろいろ試すのはやめられないんだな。
かといって、色のりの派手さみたいなものですべてをくくれるかとというと、そういうわけでもなくて、しっとりと影のある繊細さも垣間見せる。このへんがまた魔性のカメラのようで実にたのしい。
梅の花も一気に花開いてきて、辺りの景色も見た目に写真欲がわく感じになってきた。僕のベースはこうした近所のなにげない散歩カメラだから、道端にこうして色が増えて賑やかさが増すと、カメラと歩く日々がより楽しく、そして癒されるものになっていく。いよいよだね、カメラの季節。
こうして彩り豊かになっていく季節の前に、CCD機 Nikon D200と出会えてよかった。このカメラはほんとに買いだと思う。というか、もしCCD機を体験したことがない人であれば、ぜひ今のうちにCCD機を手にしていつもCMOS機で撮っている世界を歩き直して楽しんでみてほしいと思う。きっとそこに発見があるし、当時のカメラ開発者の人たちが描こうとした世界まで手に取れるような気がするはずだから。僕も予備機を買い足しておいたほうがいいかな。
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