きょう(2020.3.15)Twitterのタイムラインに、フィルム販売店の方から「どうやらKodak Gold200が生産終了らしい」というツイートが流れてきた。このブログの中でも過去に再三触れてきたけど、またひとつフィルムの銘柄がこの世から消え去ろうとしている。
FUJIFILM業務用100が大幅な値上がりをするなかで、Kodak Gold200は比較的安価なフィルムで助かっていて、ここ最近は常用フィルムのひとつになっていたし、その写りもどことなくゴールド色な感じで気に入ってただけに、やはり残念だなあと。でも、検索して確認してみると、まだ一本あたり¥500台で売られていたので、今が最後の買い時かもしれない。試しにコスパのいいフィルムを通販で探してみた。
そのGold200に代わって今後売られていくと思っていいのかな。最近よく目にするのがKodak ColorPlus200だ。一度使ってみたけど、これも素直な描写というか、富士フイルムでいうところの業務用やフジカラーのような、Kodakの中のスタンダードなフィルムなのかもしれないね。Gold200と同様に海外販売製品のようだけど、だからこそいい空気感のフィルムともいえる。お値段もまだ一本あたり¥500台でありがたい。
そして、意外と発見だったのは、Kodak UltraMaxも取り扱い店によってはお得だったこと。僕はまだこのフィルム使ったことないんだけど、これならお得だし買ってしまおうかなと考えている。いわゆる「ブルー系が美しい描写」といわれるフィルム。使用期限もフィルムは意外と気にしなくても平気だし、10本パックを一つくらいストックしておくにはいいかもしれない。こちらも一本あたりギリギリ¥500台でクラカメファンに優しい。
富士フイルムはちょっと割高になっちゃったなあ。業務用フィルムも今じゃけっこうなお値段だし、少し前まで安かったC200も10本パックで¥8,000台になっていて、以前から¥4,000ほど値上がりしてる。僕はそこそこC200のストックがあるから今は買い足さないけど、あの富士フイルムの写りはやっぱり綺麗でいいんだよね。
そのうち、どのフィルムも一本あたり¥1,000を超えちゃうだろうね。だからといってなかなかフィルムで撮ることを止めることもむずかしい…そんな今こそ、ハーフサイズカメラの出番じゃないかと!。フィルムがまだまだ高価だった時代に、一本のフィルムで2倍の枚数の写真が撮れるということで大ヒットした庶民の味方のカメラ。僕はたまたま、またハーフサイズカメラで撮りたいと思って、機械式のPEN Sを買い直したけど、これは意外と実用フィルムカメラとしてアリなんじゃないかと。
僕はフィルムカメラだけじゃなくて、デジカメもけっこう使ってる。というか、今じゃデジカメのほうが頻度が高いかな。フィルムの使用感は好きだけど、フィルムだけじゃなかなかコストが厳しいから、デジカメをある程度混ぜて使っていくと、ほどよい出費で抑えられるところもある。今じゃフィルムは実用品じゃなくて嗜好品だから、ある程度お金がかかるのはしょうがない。でも、好きなフィルムで家計が苦しくならないように、上手く付き合っていきたいよね。
(※この記事の価格は2020.3.15時点のものなのでご了承を。)