Nikon Df

カラーはフィルムが好きだけど、モノクロはデジタルがけっこう好き。

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Nikon Df, AF-S 50/1.8G

カラーはフィルムが好きだけど、モノクロはデジタルがけっこう好き。

ここ数日、モノクロばかり撮っている。たまにあるんだよね、こうして立て続けにモノクロで撮りたくなる(いや、正確には気がついたら撮っている)時がね。

そういう時にデジタルはありがたい。即座にカラーとモノクロを切り替えられるからね。さすがに、こればかりはフィルムカメラにはできなかったこと。少なくとも24枚か36枚は撮り終えないとフィルムチェンジはできないからね。

あと、モノクロで撮る時は基本「光と影」を探しながら撮り歩くことになる。そうすると感度もけっこう揺れるというか、場所によって欲する感度も上下動する。ここでもデジタルはいざという時に感度を変えられる。

とまあ、もっともらしいことを言ってるけど、デジタルならモノクロが手軽に楽しめるということが大きいんだよね。フィルムのモノクロ現像&データ化だとラボに出して2週間ほどかかるからね。僕はこの日数がなかなか気楽には待てない笑。

あとはそうだな、デジタルならアンダーで撮れることも大きいかな。いや、上手い人はフィルムであれアンダーでバシッと撮れちゃうんだろうけど、僕はカラーに比べればあまりにモノクロネガ経験が乏しいから、アンダーはデジタルのほうが心強い。

そんなこんなで、僕はモノクロはデジタルで楽しむことのほうが多い。デジタルで、モノクロで、明るいレンズで、アンダー気味で、というあたりはセイケトミオさんの写真への憧れもあるかなあ(言うのも恥ずかしいけど)。溶けるような、わずかに風の音が聴こえるような、そんな写真。

いや、そんな写真、まあなかなか僕なんかに撮れるもんじゃない。だから、数多く撮って、失敗作を大量に吐き出さないといけない。その失敗が大量に許される包容力という意味でもデジタルはよかったりするんだよね。

そうやって考えると、昔のフィルムしかなかった頃というのは、失敗作を大量に吐き出して学ぶといってもそれはそれはコストがかかる話で、大変だったんだろうなと思ったり。

僕はフィルムは大好きだし、その復活を強く願ってるけど、デジタルも必要だし、フィルムとデジタルの両方を楽しめることに、昔とは少し異なるフィルムの価値も再構築されると思ってる。

そうそう、デジタルのモノクロといえば、FUJIFILM機のACROSが良いと言われるけど、Nikonのモノクロもいいし、Leicaのモノクロは特に僕のお気に入り。

そこはやはり写真好き(おそらくフィルム好き)の人たちが開発してるわけで、どのメーカーのモノクロもヤルはずだよね。あー、そろそろRICOH GRのモノクロも撮りたくなってきた:)

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