Leica M-P typ240

エルマーだけはちょっと特別なレンズかな。

Leica M-P typ240, Elmar M 50/3.5

ようやくインフルエンザから脱出しつつあるんで、少しだけブログ書いてみる。一週間ぶりくらいかな、僕はほぼ毎日更新してるんで、これだけ期間があくのは久しぶりかもしれない。

さて、数日間寝込んでるといろいろ考えるわけで。なんというか本質的なことを考えるんだよね、からだか病んでるから防衛反応というか本能みたいなものが、本当に生きてく上で必要なものを求めるとでも言えばいいだろうか。

そうやっていつも大抵行き着くのが「エルマー」というレンズのことなのである。正確にいえば、MマウントのElmar 50/3.5のことなんだけど、このレンズは僕のふだんの使用レンズの中では決して出番は多くない。フィルムライカのM3の常用レンズはズミクロンだし、デジタルライカのM-Pの常用レンズはズミルックス。バルナックライカのIIIaの常用レンズはスクリューマウントの赤エルマーだから、僕の常用エルマーといえばどちらかといえばスクリューマウントのものになる。

Leica M-P typ240, Elmar M 50/3.5

じゃ、Mマウントのエルマーは補欠なのかといえば、ニュアンスとしては全然違う。レギュラー選手に劣る控え選手という解釈ではなくて、どちらかといえばここぞという時に持ち出すレンズというほうが正しい。なんというか人間、時に凛としたい時というか、真っ直ぐになりたいとか、物凄く素直になりたい時ってあるじゃないですか。そういう時に持ち出したくなるのが、このMマウントのエルマーなんだ。

Leica M-P typ240, Elmar M 50/3.5

何より、このフォルムが美しい。まさに、撮る前から凛とする。フードをつけると絞りの操作性はあまり良くないんだけど、エルマーとはスクリューマウントにおいても絞り調整し易いレンズじゃないし、あまり絞りを都度都度動かすレンズじゃないと考えれば大した問題じゃない。明るいレンズじゃないから、そもそも開放で寄って云々とか、ドタバタするレンズでもないしね。それよりも、どしっと、凛と撮るんだ、このエルマーはね。

Leica M-P typ240, Elmar M 50/3.5
Leica M-P typ240, Elmar M 50/3.5
Leica M-P typ240, Elmar M 50/3.5

もし、M3とM-P用にレンズを一つだけ残すとしたらどれを残すか…僕は意外にもいちばん出番の少ないMマウントのエルマーを残すかもしれない。そんなことを、寝込みながらここ数日間ぼんやり考えてたんだな。意識が朦朧とするなか、本能的にね笑。エルマーで構えるということは、レンズの遊びの部分を徹底的に排除するというか、写真を撮ることにもっと素直になるというか、とにかく根源的にピュアなこと。そういう写真、撮りたいじゃないですか、人生において。そういう存在なわけです、エルマーとはね。

そしていつもエルマーに帰りたくなる。もうひとつのElmar 50/3.5を迎えて。 この三日間は雨の中の出張だったこともあり、ひたすら持参したFujifilm X-E2とJupiter-8とでスナップを撮る日々だ...
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