あっという間の金曜日だから、本来なら週末を前に気分が上がるわけだけど、朝からロケットによるJアラートのニュースを目にして、さすがに少し心がザワザワしている。それもあってか、特に何かを撮るわけじゃないけどNikon Dfを鞄に入れて出社している。僕にとってカメラとはそういう存在なんだ。日々直面する不安やストレスを少し和らげてくれるバランサーのようなもの。生きていればいいことばかりじゃない、いや、いやだと思うことの方が多いかな、それでもその合間合間に落ち着ける時間やハッピーを感じられる時間を注入することで人はなんとか頑張れる。世の中は新しいiPhoneがニュースみたいだけど、もうこの成熟の域までくると、ただ写真を撮るだけならiPhoneでいいよね。でも、残念ながらiPhoneで写真を撮っても僕の心は中和されない。そこに手間とかファインダーとかシャッター音がいるんだ。僕にとってカメラとはそういう無くてはならないものになった。
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