僕の場合は、森の中とライカかな。生きてるとなにかとハッピーなことばかりではなくて、心を弾ませたり静かに落ち着かせる時間がどうしても必要になる。そんな時にこの組み合わせでひとときを過ごせると、少しだけじぶんをニュートラルに巻き戻せる。ひとによってはそれが街の雑踏の中だったり、海辺だったり、神社やお寺だったり、住みなれた町の散歩道だったり、いろいろ。そんなシチュエーションで撮ったんだろうな、カメラと光景と対話しながら、と思える写真はジワリと心惹かれる。カメラもいろいろだろうけど、お気に入りのカメラが一台あると、なんというかな、パートナーというか相棒というか、写真に愛情みたいなものが滲み出る気がしている。日常は劇的なことばかりじゃないけど、だからこそおだやかになれていいんじゃないかな。日曜日の夜、窓をあけて部屋の空気を入れかえながら、そんなことをふと考える。
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