Leica IIIa

いっそバルナック買うほうがお得かも。

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Leica IIIa, Elmar 50/3.5

いっそバルナック買うほうがお得かも。

たまたま見かけたカメラ屋さんのツイートの中でKonica C35の値段が二万円を超えていて、正直すこし驚いた。僕が一年前くらいに買った時の値段はたしか13,000円だったと思う。それもかなりの美品で、まるで新品のような個体だったんだけど。

それでもまだC35は値頃なほうなのかな。Nikon FM2なんかは僕が見かけるお店では45,000円ほどして、これも一年で一万円ほど高騰した気がするし、高級フィルムコンパクトと呼ばれるカメラなんかは10万円を超えてたりする。電子系統が故障したら直らないかもしれないカメラがその値段で人気があるのはかなり驚きなんだけど。

そうやって考えると、もういっそ、ライカでいいんじゃないかと。バルナックライカのIIIaとかIIIf。いまどうだろう、3万円とか4万円で手に入るんじゃないだろうか。レンズも足すと倍の値段になっちゃうかもしれないけど、ロシアンレンズのインダスターとかを装着すれば一万円もしないから、4、5万円あればライカの原点であるバルナックが手にできることになる。機械式だから修理し続ければフィルムがある限りきっと使い続けられる。それで、あの品質を体験できるならそれはもうお得すぎると言っていい。

考えようによっては、ほぼシャッター押すだけのC35のほうが手軽にフィルムを楽しめるとも言えるけど、カメラを操る楽しみでいえば、露出をじぶんで合わせて撮る機械式のバルナックライカは、クラシックカメラの醍醐味を存分に味わえる実はとても貴重な存在。まあ、こればっかりは人それぞれの好みだからあくまで私見なわけだけど、いろいろ高騰するフィルムカメラにおいて、いまバルナックこそコスパに富んだとんでもなくお得な一台なんじゃないかな。

ライカという響きはなんとなく敷居が高い気がするけど、バルナックライカなら世界が夢中になった名機のクオリティを、どうかしたら国産フィルムカメラ並みの価格で手に入れることができる。「いつかはライカじゃなくて、いっそライカ」と思ったりするんだな。どうだろう。

いっそフィルムライカ、はじめよう。 フィルムカメラに興味がある人の多くはスナップ写真に興味があるということなんじゃないかと思うけど、どうだろう。もしそうだとしたら、...
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