よく写るけど、写りすぎないやさしさがいい。

Leica M3, Planar T*2/50ZM

やさしいんだよね、フィルムとフィルムカメラはね。デジタル機につけると分かるけど、このコシナのCarl Zeiss Planar T*2/50ZMなんて、とんでもなくクリアでシャープな写りをする。ちょっとリアルすぎるところもあるんだけど、こうしてフィルムを通すと実にいい塩梅の描写になるんだ。

僕が使うレンズでいえば、Elmarなんかもそうかな。デジタルライカに装着して撮るとドキッとするような綿密な描写をするけど、フィルムカメラで撮るとそこに光のやわらかさが注がれ、同じレンズとは思えないやさしい表情をみせる。フィルムカメラにつけることを想定して作られたチューニングなのか、それともそれがその時代の最上の技術だったのか、そのへんのことは現代のしがないアマチュア写真愛好家の僕には分からないけど、フィルムカメラのレンズとして生まれた世界が、こうしてデジタル時代に僕らにやさしさをもたらしてくれることはとても夢のある素晴らしい出来事だと思う。

あと試したいのは初代ズミクロン だけど、こちらはまだデジタルライカにしか装着して撮っていない。本命はLeica M3用に手に入れたものだけど、この猛暑の中でなかなか連れ出したくない気持ちもあり、もう少し気候が良くなるのを待っている。とてもよく写ると言われるオールドレンズ の代表格といっていいSummicron 50/2 1stのフィルム越しの写り。さて、どう僕の心をなでるようなやさしさを垣間見せてくれるのか。いま、いちばんたのしみなことなんだよね。

「よく写るけど、写りすぎないやさしさがいい。」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。
    今週末は残暑が酷くて(笑)、全く撮る気になりません。゚(゚´Д`゚)゚。

    オールドレンズの製造された当時のフィルムはASA10〜25程度が一般的でした。今は10倍以上の高感度、更に粒状性向上もあり、オールドレンズ個体の評価以上にネガフィルム、現像液、プリント印画紙等の向上が果たした功績が大きいと思います。残念ながら、この先デジカメのセンサーと同じような性能向上をフィルムに求めることは無理ですが、少なくても当時のオールドレンズを最大限に生かすフィルムで撮影できることは幸運だと思ってます。

    1. たしかに!その当時からすると高感度フィルムほか恵まれた環境下でオールドレンズの性能を最大化できるんですね!ちょっと目から鱗でした^ ^。
      フィルムにしか出せない描写力があるとするなら、表現のひとつとしてずっとフィルムが生き続ける気もするんですが、甘いですかねー(^_^)
      僕はもうほんと米粒みたいな存在だけど、フィルムやオールドレンズの良さをブログで地道にアピールしていければと思っています(世界の片隅のおせっかいですが笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA