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つまり、まだじぶんの中で試し撮りを終えたという感覚がないのである。先週手に入れたKonica国内初のフィルム一眼レフ Konica FSの試し撮りのこと。写ることは確認できたし、コニカオレンジと言われる暖色系の色ノリの素晴らしさは分かった気がする一方、ピントの甘さを久しぶりに感じるところもあって、それが機材のせいなのか、僕の技術のせいなのかがいまいちはっきりとは分からない。だから、もっと撮ってそのあたりを明らかにしたいと思っているところなんだ。
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それでも、Konica FSの試し撮りの感想を聞かれたとするなら、それはそれはエキサイティングでおもしろかった、ということになる。見た目のレトロさとは打って変わり、写りはなかなかモダンさを感じるのである。
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ボディの秀逸さもあるんだろうけど、やっぱりレンズの影響が大きいのかな。明らかにNikonともPentaxともOlympusとも違う、Konicaだけから滲み出る写真の世界というのは明らかにあって、同じ一眼レフでもこうしていくつかのブランドを保有したくなる理由もそこにある。
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どうかなあ、ふだんの僕の写真を知ってる人なら、NikonやLeica、Olympusなんかとも異なるテイストで、やっぱり同じヘキサノンのKonica C35の写りに似ていることが分かるんじゃないかと思うけど、どうだろう。
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まああまりこの時点で知ったかぶって写真の有り様を綴るのは嘘っぽいというか、変に印象を固定化しちゃうので、言葉の説明はこれくらいにして、ただただ写真の質感でこのKonica FSの何かを感じとってもらえたらなと思う。とにかくもう少し撮り続けてみる。詳しい話はその後で。そんな不思議な興味をそそられるカメラなのである。それだけでも手に入れた価値がある。やっぱりカメラ選びは直感が大切だ。