ようやくLeica IIIaの中のフィルムを使いきった。これで昨日撮ったRolleiflex Standardのリバーサルフィルムと合わせて2本の現像を週明けに出すことになる。
フィルムカメラを始めた頃は、とにかくシャッターを切りたかったのと、一日も早くフィルムのコツを掴みたくて、多い時は週に7〜8本の現像を出していたけど、最近はほどよい量に落ち着いてきた。ほどよい、っていうのは僕の中では大事なものさしだ。
ほどよい量に落ち着いたのは、ふだん撮りにデジタルが増えたから。特に代わり映えのしないふだんのスナップはフィルムをガンガン使うのはさすがにもったいない。あと仕事がなかなか忙しくて現像出しや受け取りにラボを頻繁に行き来する余裕もちょっとなかったりで、デジタルにはけっこう助けられてる。
それでもそんな合間を縫うようにこうしてフィルムカメラで写真を撮るのはなかなか癒しだからね。とてもほどよいペースでフィルムを楽しめている実感がいまある。バルナックからフィルムを取り出す所作もあいかわらず厳かで心地いい。きょうはカメラたちを陰干ししてメンテナンスしてあげようと思う。いつまでも長生きしてほしいからね。僕の人生とともにね。
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