写真とは

最近いちだんと縦構図の写真にハマっている。無意識にだけどね。

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RICOH GR, 28/2.8

Twitterは縦構図の写真とは相性がよくなくて、たぶんいろんないい縦構図写真を見逃してるような気がする。Instagramはアプリを使えば縦構図全体の入った写真をポストできるんだけどね。なので、やっぱり写真をそのままのポストするのはブログが向いている。

RICOH GR, GR Lens 28/2.8

で、本題の縦構図の話だけど、一年半前くらいまで僕はどちらかというと縦構図が苦手だった。iPhoneカメラなら普通に撮れていた構図がカメラになるとなぜかむずかしい。それがGRを多用するようになって一気に解消された。そして今ではむしろ縦構図のほうが多い。

Konica C35, Hexanon 38/2.8, Fuji PRO400h

じぶんでも上手く説明がつかない不思議な現象なんだけど、振り返るとGRというカメラが縦に構えやすかったのと、広角の縦構図が気持ちよかったからじゃないかと思う。それまで一眼レフのカメラを縦に構えるとファインダーの中の絵がアンバランスに見えたんだよね。それがスクエアな形のGRを構えることで解消されたんじゃないかと。

Nikon Df, 50/1.8G

今ではRICOH GRはもちろん、Nikon DfでもF2でも、Leica M3でもKonica C35でも、カメラを問わずジャンジャン縦構図でスナップを撮りまくっている。家族の写真さえも縦構図が増えたから、もはや僕のスタンダードな構図は横じゃなくて縦かもしれない。

Konica C35, Hexanon 38/2.8, Fuji PRO400h

そうやって縦で撮ることをカラダが覚えると、自然と縦構図に合う光景を探したりしているじぶんがいる。これ、けっこう大事なことで、それまで横構図で見ていた世界が縦構図も加わって「視界=世界が倍に広がる」みたいなところがある気がするんだ。

Leica M3, Planar T*2/50, Fuji 業務用100

それと、縦構図の写真を後から振り返ると、横構図に比べてどこかリアリティが増す気がする。横構図はなんというか「絵」としてのバランスを見て撮っている写真であるのに対し、縦構図はもっとそのリアルな実情を撮っているような感覚といえばいいだろうか。

Konica C35, Hexanon 38/2.8, Fuji PRO400h

今をシェアするスマホカメラの縦構図の写真の影響もあるのかな、縦構図とはそういうリアルさを持っている気がする。カメラとか写真というのはほんと奥が深くて、この構図が縦であるか横であるかだけでも、何時間か語り合えそうな奥深さがある。それで、やれレンズがとか、フィルムサイズがとか言いだせば、それは沼ともとられかねない深さがあるのは当たり前とも言える。

Leica M3, Planar T*2/50, Fuji PRO400h

今思うと、このブログの中でも縦構図の写真だけ検索して抜き出せるようにしとけばよかったかなとか思いながら、だったら一度、縦構図の写真ばかりを載せたポストをしてみようと思い立ち、少し縦構図をピックアップしてみた。それでもほんと、ほんの一部の写真。僕はこれまで何枚の縦構図を撮ってきたのか、そしてこれから何枚の縦構図を撮るのか、考えるだけでも気が遠くなるくらい。もっと割合も増える気がするな、縦構図。

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