Leica M3

僕がニコンとライカを好んで使うのは、フィルムとデジタルの両方でレンズが使いまわせるから。

Leica M3, Summicron 50/2 1st, Fujifilm 業務用100

「使いまわす」というとちょっとニュアンスが違うけど、正確にいえば「フィルムカメラで使っているレンズをデジカメでも同じように使って撮りたい」ということ。

例えばこの写真はフィルムライカM3に初代固定ズミクロンで撮ったものだけど、僕はこのレンズをM型デジタルライカM-P typ240にもよく装着して撮っている。

ライカは「高価なブランド」というところばかりに光があたりがちたけど、真の個性はこの「フィルム時代のM3から最新デジタルのM10系まで、すべてMマウントのレンズなら年代問わず使えること」だと思ってる。

フィルムライカを手にして写真を撮り始めたら、その時代のレンズでデジタルでも撮ってみたいと思うじゃない?。逆にM型デジタルライカを手に入れたら、そのM型の原点ともいえる初代ズミクロンで撮ってみたいとやっぱり思う。そういう時空を超えた写真の世界、カメラ・レンズの思想や軌跡を堪能できるのが、ライカの最高性能だと思うんだよね。

日本だと、これはニコン。おなじみ「不変のFマウント」だね。僕の場合だとフィルムはNikon Fで、それにつけて楽しむ古き良き時代のオールドニッコールと呼ばれるレンズたちが焦点距離違いで数個ある。そのレンズたちが、やはりニコンのデジカメでそのまま楽しめるのである。

僕のデジカメニコン機はNikon Df。マニュアルフォーカスのおなじみAiレンズはもちろんのこと、電子接点の無いいわゆる非Aiレンズも装着することができる。感覚的には、フィルムニコンのNikon FからデジカメのDfに持ち替えても、同じレンズで同じフィーリングで撮影所作を楽しむことができる。

ニコンの「不変のFマウント」と同じように、実はライカも「不変のMマウント」で、僕がフィルムとデジタルを境目なく楽しめているのも、この「フィルムとデジタルで同じレンズを楽しめる」というポイントが大きい。

マウントアダプターをつけてオールドレンズを着せ替える楽しみ方もあるけど、たくさんのカメラとレンズを経験して僕が結局たどり着いたのは、このFマウントとMマウントの世界な気がしている。最新のカメラを楽しむのもおもしろいけど、カメラとレンズの歴史を味わうのも格別なんだ。

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