きょうは息子が数日間のキャンプから帰ってくる。ずっとガキンチョだと思ってた彼がこうして仲間たちと島でキャンプ生活ができるようになったかと思うと、ちょっと感慨深い。さて、息子には手がかからなくなってきたんだけど、そこに怪獣がやってきた笑。生まれて間もない子犬の愛犬だ。
こうして子犬の世話をするのは15年ぶりだし、息子が赤ん坊だった頃の世話も10年以上前だから、久しぶりに怪獣と言わんばかりのやんちゃぶりな子犬とまいにち格闘である笑。散歩に行けば辺りのあらゆるものに驚いてあちこちで吠えるし、後ろが気になったらなかなか前には進まないし、僕がいなくなれば鳴くし、トイレもまだまだ完璧にはいたらない。とにかく手のかかる王様みたいな存在だ。でも、振り返ると、以前飼っていた愛犬も、あの手のかかった息子だって数年経てばいつの間にかしっかりしてきて、いろんなことを普通にこなせるようになる。何だって最初はもう凹みそうなくらいよちよち歩きなわけだけど、最初だけなんだよねほんとに。
そう、最初だけ。仕事も、カメラも、ロードバイクも、スイムも、始めたての頃はあまりのじぶんの駄目さ加減にもう諦めようかと思うくらい凹むんだけど、まあなんというかめげずに、へこたれずに続けていると、やがてひょいっといろんなことができるようになる。そうして、後から振り返ってみると、その駄目っぷりな日々が懐かしいし、けっこう思い出になったりする。そういう意味では常にひとつやふたつ駄目駄目なことを持っていたほうが、人生としてはいいサイクルかもしれないね。さて、次はどんなよちよち歩きを始めようか。