気になるモノ語り

日曜日の午前、洗車をして少し辺りを流す。

BMW 3 series

昨夜の雨もあがり、太陽がのぼると共に冷え込みも和らいできたので、よしと心を決めて洗車をすることにした。なかなかの汚れっぷりだけど、いつもの通り水洗いだけで済むのが救いだ。このために古いクルマにも車検のたびにコーティングを続けている。たぶん、元はとれてるんじゃないかと思う。

BMW3シリーズに乗り続けて、もうかなりの年数になる。途中、Z4に乗っていた時期もあるけど、常にこのコンパクトなドライビングマシーンが僕の軸足だ。

我が家には2台の3シリーズがある。僕がメインで乗っているセダンと、妻がメインで乗っているツーリングワゴンだ。2台といっても、僕のセダンのほうはもう14年モノになるから、これもまた十分に元がとれているといえるんじゃないだろうか。

そんな古いBMWだからナビも付いていないし、音楽もCDでしか聴けないのだけど、走りのほうはまったくやれないので何ら問題はない。というか、気に入ってしまっているので、たぶん壊れるまでは乗り続けると思う。

きょうは少しクモリが出ていたヘッドランプの汚れをとってやろうと、近くのカー用品店で専用洗浄製品を購入し、洗車の後にゴシゴシと磨いてみたのだけど、これがみるみる新車の頃の輝きに戻って、なんだディーラーに頼まなくてもいいじゃないかと。車って、顔であり目であるヘッドライト部分が綺麗になると、全然顔つきが変わるんだよね。このリフレッシュは、おすすめです。

で、車が綺麗になると、ちょっと辺りを走りたくなるんだよね。遠出をする必要はなくて、辺りをゆっくり流すだけでいい。むしろ、ゆっくりと交差点を曲がることでBMWの旋回性能を堪能する。重量配分50:50のレイアウトが生み出す、その小柄で機敏な動きが、僕にとってはご馳走だ。まあ、マニアックであることは重々承知している。

この感覚が、古いカメラと共にする時間と実によく似てるんだよね。最先端機能は特に必要としていなくて、ただただしっかり作り込まれた基本性能を楽しむ。道具を操る真の歓びというのは、開発思想や基本性能に宿るというのを再確認する。僕にとってカメラも車も同じ気配の相棒なのかもしれない。

車内はCDしか聴けないから、じぶんのBMWに乗るときは、いつも山下達郎だけが流れている。これも、またいいのかもしれない。レンズ交換ができないX100VやライカA型の、あの潔さのようで笑。新しいモノにももちろん惹かれるけど、ずっと使い続けているものをメンテナンスしながら長く使い続けることもまた、いいんだよね。いや、むしろそっちのほつが僕には向いているのかもしれない。

 

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