Leica M-P typ240

Mロッコールより少し重いけど、1stチョイスはズミルックスということになる。いまのところ。

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Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

昨日はMロッコール28/2.8のカラーの試し撮りをしたところなんだけど、今朝は再びズミルックス50/1.4 2ndに付け替えて、職場のある街中へ向かっている。Mロッコールは想像以上に軽くコンパクトで、カメラに装着して手に持つだけでもその軽さの恩恵に驚くんだけど、やっぱり1stチョイスとなると、このズミルックスかなと今は思っている。

まずはやはり明るさ。f1.4の開放値のボケ、つまり遠近感の豊かな描写はちょっと圧倒的だ。僕が持つエルマー50/3.5やプラナー50/2なんかと比べても、同じ場所で撮ったのか?と思えるほどズミルックスはその場の空気に魔法をかけてくれる。あとはやっぱりオールドレンズらしいクールすぎない世界の描き方。僕のズミルックスは第2世代で、たしか1969年頃に登場したレンズだと思うけど、デジタルを通した描写でさえ、あゝやっぱり味があるなあと思う。

僕が平日撮る写真は主に街中のストリートだ。商店街や市場みたいなシーンなら写真にあたたかみも出やすいけど、いわゆる雑踏である街中はともすると無機質で硬質な写真になりがちだ。そんなクールさと中和させる意味で、僕にとってはズミルックスの存在は必要不可欠なもの。他人から見ていい写真かどうかは別としても、僕の中では明らかにズミルックスでしか撮れないあたたかみ、人間味のようなものを感じ始めている。

まだ手にして間もないけど、ズミルックスで撮ったわずかな時間でもそれを強く感じるのと、Mロッコールの描写と比べてみて、あらためてそんなことを思った。とはいえ、あくまでまだ「いまのところ」。M-Pにはまだエルマーも付けて撮っていないし、逆にズミルックスをフィルムのM3にも付けて試していない。エルマーは僕にとってはストリートにライカを持ち出すきっかけになったレンズ。エルマーをM-Pにつけて撮れば、また新しい発見や感動があるかもしれない。あとは、まだ見ぬ他のレンズたちも含めて、旅はまだ始まったばかりだ。どちらにしても、少し先の未来へ向けて、すごくいいイメージしかない。新しい出会いも含めてワクワクするんだ、とてもね。

夏を感じた週末ズミルックス。 夏を感じた週末ズミルックス。 この週末は、ローライフレックス・スタンダードとニコンDf、そしてライカM-Pを連れ出すことができた。...
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