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先週手に入れたLeica IIIaに初めてLomography100を入れて、街へ出てみた。これまで僕の街撮りスナップはほぼフィルムコンパクトのKonica C35で撮ってきたんだけど、Leica IIIaを手に入れてみたら想像以上にコンパクトで、この一週間ですっかり平日スナップの相棒になった。
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フィルムのほうも、これまではほぼFuji業務用100で撮り続けてきたんだけど、こちらもLomography100にチェンジ。業務用100の写りと比べてどう違うのか、現像からあがってくるのが楽しみでならなかった。そうして今夜あがってきた写真をMacBookで見た時、「あ、いいじゃん」と。
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乾いたフィルムらしさが味の業務用100と比べると、Lomography100は少し湿り気が混ざり、色味も心なしかレトロにふった空気感がある。粒状感も細かで写真の滑らかさも十分ある。僕がこれまでLomographyに思い描いていたトイカメラ的イメージはいい意味でそれほどない。
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少し辺りが暗くなってからも撮り続けたんだけど、感度100でも、絞りを開放してSS1/30で息を止めて撮れば、けっこういい感じで撮ることもできた。これまで僕は夕刻以降はフィルム撮影はあきらめていたんだけど、なかなかどうしてレンジファインダーとLomography100なら十分夜の街にも繰り出せると思えたことが何より嬉しかった。
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思わず外に連れ出したくなる軽快なコンパクトフィルムカメラLeica IIIaと、その行動時間や行動範囲を広げてくれるLomography100の組み合わせは、僕の想像を大きく超えて、なかなかの好みの世界を写し出してくれた。そして、フィルムでスナップを撮ることの楽しさを格段に高めてくれた。
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もっと早く出会いたかったと思わせる、このカメラとフィルムの組み合わせ。Leica IIIaを手に入れたことでまたひとつ僕の世界が広がったとしみじみ思ったなあ。手に入れる時はいろいろと紆余曲折あったんだけど、そんな苦労もすべて吹き飛ばす魅力がこのカメラにはあった。次はLomography400を入れて、さらに夜の街へと出かけたい。まだ見ぬ美しい光景を求めて。