日記のようなもの

花火を買ってきた。この夏はじめての小さな花火大会の巻。

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とある花火大会を見に行くことができないのもあって、じゃあ花火でも買いに行くかと息子と家の近くで調達。暗くなるのを待ってから庭で小さな小さな花火大会を開催した。この年になるとなかなか自然にふれるような遊びを好まない息子が、なぜか花火だけは好きで、いつもより声を弾ませて花火を楽しむ姿。今は千円も出せば200本くらいの花火セットが買えるからいいよね。

花火を囲むと心なしか場が和む気がする。柔らかい炎、色とりどりの光、火薬の匂い。それ自体も綺麗で豊かなんだけど、やっぱり誰しもが子どもの頃の記憶を呼び覚ますみたいなところがあるからじゃないかな。夏祭りの開放感のある雰囲気を思い出すと同時に、どこかセンチメンタルな気分も呼び起こす夏の記憶。つい先日感動した宇多田ヒカルさんの楽曲で柘植監督が演出した「真夏の通り雨」のMVにも象徴的に家族や友達との花火のシーンが描かれていたけど、まさにあの気分だなあと。過去の記憶がふっと頭の中に蘇るあのなんとも言えない気分というか心境。

何本か前のブログに書いたけど、親離れの直前でもある11歳の夏は、いろんな意味で記憶に残る一度きりの夏になるかもしれない。そんなことを思いながらiPhoneだけど写真を数枚撮った。息子が男になる前の、最後の少年の夏、そんな感じかなとか思いながら。

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